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引きこもりパニックライフ  作者: tomucchi
2/2

席を決めましょう

第二話です、よろしくお願いします

「んでんで、本当はどこなの?」

「まだ決まってねぇよ、初日からくじ引きで決めるんだってよ」

「ふぅん、珍しい」

「お前以外はな」

「えっ?なんで?」

「この教室さ、男子14.女子15だろ、一人だけ、隣いないんだよね」

そうか、横は2.2.2で縦は5だから、一人余るのか、納得だ、

「でも、なんで、俺なんだよ、と言うかその場合女子が一人だろ?」

「だな、でも女子が初めての学校で一人は不安だと言う意見から、こうなった」

「それだとしても、なんで俺なんだよ」

「あぁ、あれ嘘」

「うそぉん」

「でも、後にくじで決まるからな、1-14の番号がそれぞれにあって、自分の番号が当たったら、一人だ」

「俺の番号は?」

「3だ、因みに俺は9な」

「確率としては7%ぐらいか、賭けるしか無いな」

「おっと、もう始まるぞ」


「それでは、一人ぼっちで、この先夏まで過ごして行く、哀れな野郎を決めます、」

教師口悪すぎだろ

「この中には1-14(3を除く)が一枚ずつ入っています」

「え?俺のは」

「そうそう、お前のは特別しといてやったぜ、折角学校に来てくれたんだからな、これぐらいな」

「おお!ありがとう我が友よ!」

「そして3が87枚の計百枚です、」

「87%か、運任せだな」

コイツ、ふざけんなよ、、、

「お前、許さん」

「あの時ツッコまないらこうなるのさ、」

まだ根にもってたか

「まず、3つ引いて、その中から1つを決めます」

「お、ちょっと確率下がったかな?」

「それでは、行きます」


「「ドキドキ、ドキドキ」」

「3!」

「「おーーっ」」

「3!」

「「おーーっ」」

「3!」

「「おおおおーーーっ」」

「、、、、」

学校生活最悪だわ、もう行くの辞めようかな


と思っいたその時

「待ってください!」

「なんですか、愛希さん」

「茂野君が一人なら私が代わりになります」

「え?」

「どうしてですか?愛希さん?」

「そうそう、有難いけど、なんでだ?」

「その、特に理由は、ありませんっ、強いて言えば、そのっ、なんでもないです!兎に角、茂野君なら代わります!」

顔を真っ赤に染めて宣言する、

「おっ、ラッキー」

「そうですか、では愛希さんに、、」


「ちょっと待ってください!」

え?表日?

「女子を一人にするのは危険だという事でこうなった筈です!」

「いやぁ、そうなんですけど、、」

「そこで僕に提案があります!」

「提案、とは?」

「3つ程あります」

「表日の奴、どんな提案があるんだ?」

「一つ目は、ペアを三つではなく、個人を六つにするのです、」

そうか、そうすれば必ず一人は隣が出来る

「「でもなー、ペアにはロマンがあるのになー、」」

それもそうだがな、

「二つ目は、三人ペアをひとつ作ります」

小学校でよくやる奴だな、それもいい案だ

「「ここは高校だしなー」」

確かになんか違う気もする

「三つ目は」

三つ目は?」

「茂野を退学にします」

「「それだ!!」」

「なんでや!」

「「なんだアイツ、急に叫んで」」

「「冗談に決まってんじゃんねー、」」

「「やっぱり3部だろ」」

「「いや、俺は5部派だ」」

色々な意見が飛ぶ、本当に色々だ、

「先程のは冗談で、案1でどうだ?」

「「賛成」」

「よし、しかしくじで決まったからには茂野に隣一人をやってもらう」

まあそれならいいか

「それと、勇気を出して代わろうとした、愛希には茂野の唯一無二の隣をやってもらう、いいな?」

「あっ、うん!」

「これで決まりだ、あとは適当にくじで決める、わかったか」

「「イエス、ボス」」

本当に表日はリーダーシップがある。

その後、席は無事決まった、俺は5列目の左から2番目になった、左に人はいないが、右には愛希さんがいる、そしてこの愛希さんがまたメッチャ可愛い、しかも立て続けにみんなに

「なぁ、お前、あの愛希ってやつ絶対お前のこと好きだぞ!」

「茂野君、愛希さんね、多分茂野君の事好きだと思うよ」

「ねえ、茂野君は何部が好き?」

なんて言われる、黒城さんも良いけど、愛希さんもまた違って良い、こちらは妹系の可愛い感じだ、いっそのこと告白してみようかな、多分オーケーだろう

「おい茂野、お前は愛希の事どう思う?きっとアイツは、」

「分かってるよ、」

そうえば、表日の席は俺のは前だそしてコイツの左が黒城さんだ、俺の左斜め前でもある、羨ましい限りだ

「茂野、もうちょい知ってからにしろよ」

「分かってるってば表日」

「それと、」

「それと?」

「愛希さん、彼氏持ちだって」




「、、、俺は7部が一番好きかな」

「俺もだ」

今回は席決めでしたね、次回は役決めだと思います、

また見かけたら、よろしくお願い致します

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