通学
「ん、んんん〜♪ん、んんん〜♪」
私はリズムに乗る
漕ぐ自転車の速度を緩める
そして降りる
校門を自転車を押して通る
「ん、んんん〜♪ん、ん、、、あぁ〜またかぁ」
耳から流れ込んでいた音楽は途切れる
「最近接続悪いんだよなぁ」
私はワイヤレスイヤホンを外す
そして片手に持ちながら、スマホの画面を確認する
私のワイヤレスイヤホンの名称のOF22の表記は接続済みとなっている
「おかしいなぁ。そろそろ寿命かな」
それでも学校までもってくれたイヤホンに感謝しながらしまう
そして私は音楽のおかげで落ち着いて1日を終えることができた
朝、私は制服に着替えて、学校に行く準備を完了した
そして机の上に置いてあるイヤホンに手を伸ばす
「いや、いいか」
私は初めてイヤホンを持たずに学校へと向かう
自転車を走らせながら、物足りなさを感じる
通学時間がいつもより長く感じる
やっぱり音楽がないと落ち着かない
私は音楽が恋しくなる
そして、まだ学校に着いてもいないのに自転車を止める
私はこのまま音楽を流して周りに迷惑かけるか自分が耐えるかで葛藤する
スマホを取り出しミュージックアプリを開く
「どうしよう。あっ」
私はワイヤレスイヤホンの接続画面を開く
そこにはOF22という表記が保存されていた
その名前を見るだけで私は落ち着いた
そしてそのままスマホをポッケに入れて学校まで再び自転車を進める
音楽もそうだが、私はイヤホンで安心していたんだと気づく




