表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貧乏男爵家の調査官日誌  作者: 林はるる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/9

帰ってきた孫

 

「知らない男が出入りしている?」

「いや、ばあさんの孫らしいんだ。まあ、だが見かけたことがないやつだな」


 王都の警ら隊の隊員は、ある館に知らない男が出入りしていると聞き、面倒だが一応見回りに行ったのだ。立派な館には、老婦人が一人で住んでいて、後は使用人だけのようだった。使用人たちに話を聞くと、確かに孫だと名乗る青年が来ているらしい。しかし姿を見ることができなかったので、一応、上に報告したのだ。


「気になりますね。そのお孫さんとやらに会いに行ってきます」


 ボウエン伯爵邸に詰めていたジュリウスは、警ら隊から姿の見えない孫の話を聞いて、見回りに出かけた。


 王都は平民の出入りは自由だ。だが挨拶回りは常識とされている。今回のようなケースなら、館まわりを担当している警らなどに、挨拶に行き、付け届けを渡す。ご近所にも挨拶に回り、顔を覚えてもらう。それが一番確実な防犯対策だからだ。


 当然警ら隊は、この辺りの住人の顔を覚えている。姿を表さないというのは、それだけで警戒されてしかるべき事柄だった。


 だからジュリウスは、その青年の顔を見に行ったのだ。


 その館はトビアス商会の前会頭夫人ターニャが一人で住んでいた。要件を告げたジュリウスを無表情で家に招き、応対してくれた。


「お孫さんは、どなたのお子さんなんですか?」


「私には子どもが五人いたのだけれど、みんな薄情でね。成長したらまったく寄りつかないのよ。特に末の娘とは本当に気が合わなくて。口答えばっかりで。すぐに爆発する爆弾のような子だったわ。それなのに、まわりに言わせると、私とそっくりらしいわ」


「時々聞きますね。そういったことを」


「それでその子、くだらない男に引っかかって。絶対不幸になるって説得したんだけど、飛び出して行ってしまったのよ。馬鹿よね」


「その娘さんのお子さんということですか? 今、来ているお孫さんは」


「そうよ。あの子そっくりで。見て、すぐにわかったわ」


 嬉しそうに孫の話をするターニャ夫人は、少しお茶を飲んで眉をひそめた。


「ちょっと失礼いたしますわ」


 そうして少し離れた部屋で、使用人を小声で叱責しだした。


「お客様がいらしているのに、どういうこと。あんなぬるい温度でお茶を出すなんて。茶葉にあわないでしょう。今すぐ入れ直しなさい」


 使用人は慣れているのか、ハイハイ言って縮こまっていた。女主人として当然の態度であるが、とても厳しいという噂は本当のようだ。


 その日、使用人も夫人も、孫はいると証言したが、いつまでたっても帰って来なかった。だからジュリウスは言った。


「これも仕事なので、泊まらせて頂きます」


 翌日、ジュリウスはいつもの通り、日が出る頃に目が覚めた。

 身支度を調え、表に出ると素振りを始めたのだ。この季節は動いていると寒くはないが、かといってちょっとでも休むと、手がかじかんでしまう。終わって一息ついていると、ブラック号の甘える声が聞こえてきた。知らない厩舎に入れられ、知らない馬たちに囲まれて緊張しているのだ。


 顔を見に行くと、とても喜んで頭を噛んできた。時間もあるので、鞍をつけ、館の周りを散歩していると、ブラック号も落ち着いてきたようだ。遠目に、使用人が朝の支度のために、出入りを始めだした勝手口から、侵入した男がいた。例の孫とやらだろう。ジュリウスはブラック号から降りて、顔を見に行った。


「初めまして、セルゲイ殿だね」


 ジュリウスが声をかけると、青年は挙動不審になった。


「あんたは?」


「このあたりを取り仕切っている、ボウエン伯爵家のものだ。新顔が来たと聞いてご挨拶に」


 ジュリウスの言ったことが、冗談なのか本当なのかわからず、反応に困っているようだった。


「朝食の時にでも、ゆっくり話そう」


 ジュリウスはそう言って、自分の客室に戻った。


 セルゲイは明らかに怪しかった。一番ありそうなのは、ターニャに自分は孫だと嘘をついて、この館に潜りこんでいるという線だろう。なにが狙いなのか。


 そうなるとターニャは、騙された哀れな老婆になるが、とてもそうは見えなかった。年を取っても凜とし、眼光鋭く、観察力に長けている。ターニャのほうが、ある意味、よほど怪しく見えた。いや怪しいというか、なにかを隠しているように見えたのだ。



 セルゲイは気弱でおどおどし、それでいて剣呑な雰囲気を漂わせていた。食事の作法ができていないらしく、本人は丁寧に食べようと頑張っているが、どうしてもがつがつと、犬食いをしてしまっていた。ジュリウスとターニャは美しく食事をし、またセルゲイの未熟さを指摘するような失礼な真似はしなかった。


 ジュリウスはセルゲイの顔を確認したことで、いったんボウエン伯爵邸に戻り報告した。そのままターニャの家に戻ろうとしたが、真剣な顔をしたリックに引き止められたのだ。


「もうすぐしたら、部下が戻ってくるはずだ。その報告を聞いてからにしてほしい」


「なにかあったのですか?」


「王都で二件目の、強盗事件が発生したらしい」


 王都の交通手段は、徒歩か馬だ。それにもかかわらず噂というのは、なぜか風よりも早く伝わった。ジュリウスはなにかが気がかりで、早くターニャの家に戻りたかったが、最近、続けて起こった強盗事件も気にかかり、リックの部下を待った。



 報告によると、事件の現場は凄惨な状態で、目撃者どころか生存者もいなかったようだ。被害者は裕福な地主一家で、お金と食料が盗まれていた。驚いたことに、横たわる被害者たちの横で、犯人たちが、飲み食いしたと思われる証拠まで出てきたのだ。手口は違うものの、なんとも言えない残酷さが、一件目の事件と共通していた。


 そしてその家の関係者たちに話を聞いていった所、事件が起こる前に辞めた使用人がいたのだ。使用人によると、家の中に誰かが住んでいるような音がするので、不気味に思って辞めたのだという。地主一家の家は、とても大きなログハウスで、いくらでも隠れ潜む空間があるため、忍び込むのは容易であった。


「これはまた……」


 ジュリウスもリックも、陰惨な内容に言葉を失った。二人はそれぞれ思考を巡らしていると、今度は別の報告があった。トビアス商会の前会頭夫人ターニャについてだった。ターニャの夫や子どもたちの話を聞いて、ジュリウスはやっぱりと納得しながら、なんだかもの悲しい気持ちになったのだった。



 ◇◇◇◇◇◇



 ジュリウスがターニャの館に戻ると、ターニャとセルゲイが親密そうに話しているところだった。


「聞いて下さい。ジュリウスさん。セルゲイが旅行に、連れて行ってくれるって言うの」


 ジュリウスは、「ターニャの金で?」と言いそうになるのを飲み込んだ。


「お孫さんとの旅行なんて、それは楽しみですね。どちらに行かれるんですか?」


「隣国の有名な保養地や、最近発見された古代の神殿跡地に、二年ほど行かないかって」


「素敵ですね」


 ジュリウスはにこにこした。仮にセルゲイが強盗犯の一味だとしても、ターニャに対する殺意はなさそうだ。それとも……。ジュリウスは微笑んで相づちを打って、その日の会話を終えた。


 部屋に戻ろうとすると、セルゲイがジュリウスの剣をじろじろと見てきた。


「なんだい。気になるかい」

「あんた。強いのか?」


「そうだなあ。まあ、これ一本で身を立てるくらいの自信はある」

「へえ……。いいな。そういうのってどこで習うんだい」


「私の場合は、父親が厳しくてね。無茶苦茶な人だから、覚えざるを得なかったというか」

「いいな。父親がいるのか」


 ぽつりと言ったセルゲイは、しゃべりすぎたと思ったらしく、ぷいと立ち去った。




 ジュリウスはいつも、セルゲイがよくうろうろしている勝手口の真上にある、二階の荷倉に待機していた。ある日そこで、ようやく待っていた会話が聞けたのだ。


「明日の晩、潜り込む。あのわけのわからん男の食事にこれを混ぜろ。ばばあはすぐに起こせるようにしておけよ」

「…………ばばあには、ひどいことしなくても、いいと思う」


「ああ?」

「あのばばあ、俺のいうことはなんでも聞いてくれるんだ。本当の孫だと簡単に信じやがって。だから、だから、金のありかはすぐにわかるはずだ」


「日和ってんじゃねえよ」


 話していた男が、セルゲイの胸を容赦なく打ち据えた。セルゲイは息が出来なくなり、うずくまった。


「裏切ったら、ただじゃおかねえからな」


 男はすたすたと出て行った。


 ジュリウスの存在で、事件が未然に防げるのなら、それはそれで良かったが、相手はそれでも実行するらしい。ジュリウスは、男が渡していった毒物を観察した。ちょうど良い風向きだったからだ。ジュリウスはリックから、毒物の訓練を受けるようになっていたため、たいていの眠り薬には耐性ができつつあった。だがなんの匂いもしなかった。


 ジュリウスの鼻には、セルゲイの体臭と、厩舎の馬の匂い、倉庫にある高価な茶葉の香り、館の古いカビのにおい、様々な匂いが届いた。だが風上にある、すぐ近くの毒物の匂いが、まったく届かなかったのだ。


(まさか……、ヒ素?)


 ジュリウスは愕然とした。


 百歩譲って『ただの』強盗事件としても、侵入経路も、金を手に入れる人質も、すでに確保しているのだ。ジュリウスが邪魔だというのなら、単に眠らせれば良い。殺める必要なんてないはずだった。まさに、『気軽』に人を眠らせて回る犯人に、荒事には慣れているジュリウスも絶句するしかなかった。


 報告を受けたリックは、ターニャの館に、準備していた人員を密かに運ばせ、待機することとなった。


 そしてセルゲイが開けた勝手口から男たちが侵入し、眠っていたターニャを乱暴に起こし、その頬を強くはたいた。衝撃でターニャは寝台から落ちそうになり、我知らずセルゲイが止めに入った。


「年寄りだから、そんなにしたら死んじまう。俺がしゃべらせるから」


「質問は俺がするんだよ」


 当然、リックたちと、連絡を受けていた王都の警ら隊は、ターニャの寝室に踏み込み、男たちを捕らえ始めた。ターニャを人質にしようと、主犯がその体に手を伸ばすと、ターニャに成り代わっていた男は隠していた武器を一閃し、捕り物に加わり始めたのだ。


 そんな中セルゲイは、恐怖から一人だけ逃げだそうとしたが、そこへふらふらと、隠れていたはずのターニャがでてきたのだ。


「ばあさん。ここは危ないから」


 セルゲイのその声に、主犯の男は頭に血が上った。


「この裏切り者。そんなばばあ、俺がやってやる」


 そう言って自分の武器を、ターニャに向かって投げたのだ。セルゲイはなにをしているのか自分でもわけがわからぬまま、ターニャをかばうように身を乗り出した。その時、ターニャは鋭い目で、持っていた隠しナイフを力強く振り、自分で身を守ったのだ。会頭夫人として全国を回った時に、身につけた護身術だった。


「こいつめ」


 ターニャに成り代わっていた男は、主犯を手加減なく打ち据えた。


「とんでもない奴らです。ばあさん相手に、なんの手心も加えなかった。俺が代わってなかったら、下手したら亡くなっていましたよ」


 現場では冷静さを求められる警ら隊が、めずらしく激怒していた。


「これで王都を騒がしていた強盗犯が逮捕されたな。それでは取り調べと行こうか」


 隊長が少しほっとした顔をした。



 ◇◇◇◇◇◇



 セルゲイは子どもの頃から犯罪組織の下っ端として、あごでこき使われてきた。与えられる食事は残飯だし、毎日暴力をふるわれるし、だが他に逃げ場がなかったのだ。大人になった後は、働きに応じて多少は楽になったが、なんの未来もない毎日だった。


 そのうちどこかからか、金持ちの情報を手に入れるようになった主犯は、セルゲイを先に潜入させて、強盗に入るようになったのだ。足がつかないように一度罪を犯すと、遠くに逃げるようにしたが、結局、そのやり方は手に入った以上に金がかかり、主犯はすぐに王都のような、人が多くて目立たない場所で、続けて手を染める機会を狙った。


 そのためには目撃者はすべて消せばいいと短絡的に考えたのだ。


 命令に従い、セルゲイがターニャの館の下見に来た時に、うっかり姿を目撃されてしまった。その時、言い訳として母親の話をしたのだ。


「俺の親が、この家の生まれだそうで。それで、見に来て。あの、その」

「…………もしかしてエレーナの子なのかい?」


 セルゲイはターニャの話に飛びついた。ターニャは自分から、末娘のエレーナの話をぼろぼろこぼし、セルゲイはこれ幸いと、孫のセルゲイ像を作り上げていったのだ。



 ターニャ夫人の事情聴取はなぜかジュリウスが行った。厳しい人であるので、親しい人間のほうがいいと言われ、リックと警ら隊の前で行った。


「ターニャ夫人。大変でしたね。とにかく無事で良かったです。あの男は、凶悪な強盗犯の一味で、あなたのお孫さんだと嘘をついていたようです」


 夫人は刃を切りつけるように、反論した。


「嘘ではありません。セルゲイは私の娘エレーナの子です。私にはわかっています」


「あなたの本当のお孫さんが、強盗犯に育てられ、たまたまあなたの家に忍び込んだと?」


「そうです。きっと神が導いて下さったのでしょう」


 ジュリウスは探るような目でターニャを見た。


「セルゲイは危険な男です。一味のやつらが、罪もない人を何人やったと思います? あの男も手伝っているに違いない。来週には絞首刑になる連中です」


「いけません」


 ターニャは真剣な顔で立ち上がった。


「私が……、身元保証人になります。被害者の私が嘆願書を出します。あの子はなにもやっていません。私をかばって死にそうになったではありませんか」


「いいえ。セルゲイは最低でも二人はやっています」


 ターニャが絶句した。ジュリウスは今までの事件記録を思い返し、その凄惨さで頭の中がちりちりとした痛みを感じた。


「ターニャ夫人。落ち着いて聞いて下さい。ああいった連中は、セルゲイみたいな便利な下っ端は決して逃しません。そのために仲間である証しを立てろと脅し、手を汚させるんです。セルゲイに取っては不本意だったかもしれませんが、罪は罪なんです。だからやつの処分はもう決まっているんです」


「駄目よ」


「もう、なにもかも終わっているんです」


「お願い」


 武器を持ち一人で強盗犯に立ち向かえるほど、気丈なターニャ夫人の目には、涙が浮かんでいた。ジュリウスは無情にも首を横に振った。


「話はこれで終わりです」


 そして泣き崩れるターニャ夫人を、じっと見ていたのだ。




 刑が執行される前のセルゲイに、リックはジュリウスを連れて面会に行った。


「あのさあ、ばあさん。大丈夫だった? 誰かついててやってる?」


 セルゲイは目の前に死が迫っているのに、ターニャの心配ばかりしていた。それにリックがすらすらと答えた。


「今日、会いに行ったら、お茶っ葉の管理が悪くて、かなり怒っていたよ。湿気ってしまうでしょうってね」


「うわー、想像できる。ぷんぷんしてただろう」


 本当はひどく落ち込んでしまって、立ち上がれないほどだが、そのことを言う気にはなれなかった。リックは続けて聞いた。


「セルゲイ殿は、ターニャ夫人に懐いているな。私にはとても厳しい方に見えるが、君には優しかったのか?」


「いや、めちゃくちゃ厳しかったよ。スプーンの持ち方がなってないとか、シャツの合わせがおかしいとか、歩き方にまで文句つけてきてさ。本当にうるさいばばあだったよ。でもさ、最初に話した時に、その時食べていた、おやつのサツマイモを分けてくれたんだ。

 俺、食べ物を分けてもらったの初めてでさ。このばあさん、優しい人なんだなって思ったよ。それもさあ、サツマイモに砂糖がかけてあるんだよ。あんなの初めてみたなあ。

 それにさあ、眠る時に枕を叩いてふわふわにしてくれるんだ。俺のために。俺、人に何かやってもらうことなかったから……。

 あの家にずっと住んでいたかったなあ」


 リックはセルゲイの話に、うんうんと頷いていたが、ジュリウスはなんだか胸がたまらなく苦しくなり、顔を背けて中途半端な姿勢で聞いていた。


「セルゲイの遺体はどうするんですか」


 話が終わった帰り道に、ジュリウスはリックに聞いた。


「まあ、普通は厄除けで街道に埋めるけど、荼毘に付した後、骨だけはターニャ夫人に届けるつもりだ」


 それを聞いたジュリウスはほっとした。形は変われど、セルゲイはあの館に住めるのだ。


「……ジュリウス君。ターニャ夫人の娘エレーナには、子どもはいないはずだよね。男と駆け落ちしてすぐに事故で亡くなってしまったから。ターニャ夫人も、当然そのことはご存じだ。どうしてそのことを指摘しなかったの? 夫人がまさかぼけてしまったと?」


「いえ、夫人はしっかりしていらっしゃいます。私はただ、あんなに厳しくて、確かな方でも、いないはずの孫の存在を求めて、心を慰める時があるのだと驚き、その時間をそっとしておきたかったのです。事実は……、現実は時には辛すぎます」


「ジュリウス君。お疲れ様」


 リックがねぎらうように声をかけてきた。眼下のブラック号は、久しぶりの家路に嬉しそうに首を振っていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ