出会いと始まり⑥
キャラ募集の締め切りとかはまだ未定です
ついでにプロット崩壊のお知らせ()
「あ、自己紹介がまだったね。僕はやみみん!」
「リユです…手伝いは良いです」
「おおう…ぼ、僕支援魔法使えるから!足手まといにならないから!要らなくても友達になってください~!」
どうしよう…。見るからに怪しいけど…オンラインゲームってこんな感じなのかな…?少し悩ん結果、
「えっと…よろしくお願いします」
「やった~♪僕が守ってあげるからね」
「は、はい…」
やみみんさんも僕と一緒の依頼を受けα版から変わらない木の門を出て森に入った。ある程度地形は覚えてるけど…多分大丈夫かな。森に入って数秒後、早速ゴブリンが出た。
「グギャ!ギャギャ!!」
「リユちゃん頑張って~!《スピードアップ》」
「《パワーショット》」
「ギ…」
殴りかかろうとしていたゴブリンを撃って倒した。このゴブリン…私じゃなくてやみみんさんを狙ってたような…。少し疑問に思いつつもまた歩きだそうとしたら後ろから悲鳴が聞こえた。やみみんさん!?
「うっ…痛い…僕のHPの仇!」
「グギャ!?」
振り返るとナイフを持ったゴブリンがやみみんさんを切りつけ、やみみんさんは杖で殴って反撃をしていた。ゴブリンが怯んだ隙に矢を撃ってやみみんさんは同時に杖を降り下ろしていた。それでナイフを持ったゴブリンは倒れポリゴンの欠片になる。
「大丈夫…?」
「守られちゃった…大丈夫!」
ナイフを持って後ろから来るゴブリン…α版には居なかったから気を付けなきゃ…。アイテム欄にはゴブリンの魔石が1個あった。ゴブリン5匹で依頼達成で報酬は500G。何回か戦闘を繰り返し私のレベルが1上がって十数匹倒した。帰ろうとすると謎の鳴き声が聞こえてくる。
「リユちゃん強いね~しかも可愛い…」
「ありがとうござっ!?」
「ブモォ!」
「グギャア…!」
お礼を言おうとした瞬間何かが高速で突っ込んで来た。ギリギリでやみみんさんを突き飛ばして避けた。危なかったけど…何あれ。茶色の牛に乗ったボブゴブリンがこっちを睨んでくる。
「やみみんさんは下がってて!」
「《スピードアップ》《ディフェンスアップ》!いざとなったら僕が肉壁になるから!」
「グアッ!」
また突進を避けアーツを発動させる。
「《クイックショット》」
クイックショットはパワーショットより威力はないけど命中率と矢の速度が上がる。茶色の牛に狙いを向けて撃った。少し怯んだけどボブゴブリンの方が拳程の石を投げてきた。反応出来ずに直撃したけど思ったよりHPは減っていない。
念のため回復薬を使用して回復すると棍棒を振り回してきた。この攻撃は距離を取れば問題ない。全力疾走で横に回り2回撃った。運よく前足に当たり大きくバランスを崩す。その隙を逃さずパワーショットを撃ってボブゴブリンを転落させた。
「ギャギャ!!」
「ブムウウ!!」
「あ、これ…ヤバい!?」
まだ茶色の牛が生きてたせいで2対1になって一気に振りになった。これまでの戦闘でMPは3割を切っている。これで倒れてと願うようにパワーショットを撃った。
「ブモ!?ブモオオオオ!」
「《パワーショット》!っが!?」
2回目のパワーショットで倒れた。でも後ろから殴り飛ばされ一気にHPがなくなる。バフも時間が経って切れそうになっている。頭を狙うしか…。覚悟を決めてアーツを使う。まだ…まだ…今!
「《パワーショット》!」
「グギャッ!?」
頭は無理だったけど奇跡的に鼻に当たった。鼻を押さえて片足をついているボブゴブリンに向かって頭を撃ちポリゴンの欠片になった。危なかった…。本当に。
「ふー…やみみんさん大丈夫…?」
「リユちゃん…大丈夫だよ…」
「…」
「うわっ!」
明らかに大丈夫じゃないやみみんさんに回復薬を数個投げて回復させて街へ戻った。うん、油断ダメ、絶対。開拓者ギルドに行って依頼を達成した。ゴブリンの魔石を6個、鉄屑を1個、タックルカウの肉を2つを撃った。
皮も落ちたけど何かに使えそうだったから売るのは止めといた。報酬を含めた4000Gをもらい、やみみんさんあ白色のローブになっていた。あ…スキルスクロールあるの忘れてた…。早速スクロールを使用する。
【探知lv1】
任意で敵性のモブや採取出来るアイテムの位置が分かる。範囲はスキルレベル1×5。
これは使える。レベルを上げたらさっきみたいなことを防げる。やみみんさんはフレンドになった後、ログアウトした。私はテント地帯のお店へと向かった。
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