クレープ美味しかった byリユ
待たせたなぁ!(生存報告)
さて…何させよ…()
マーダーベアの腹上でイン。気づいたら腹の上に移動させられてた。ユアはもう起きていて、何かを縫っていた。
「おはようー」
「おはようです♪」
そのまま抱きつかれ頬にキスされた。すっごく恥ずかしい。ユアは笑ってるけど絶対に私の反応を楽しんでるだけだ。マーダーベアの巣から出て素材採取や、忘れていた貢ぎ物を受け取って後はユアとノラとのんびりしながら1日が終わった。
またマーダーベアの腹の上でイン。マーダーベアの腹の上って結構もふもふしてて現実の高いベッド並みにふかふかしてる。何とかその誘惑に耐え、起きて昨日と全く同じことをしてマーダーベアの巣から出た。まだ朝8時位だけど…
「《ファイアーエンチャント》」
「がっ!?」
初心者狩りらしきPK達を撃ちつつ、今日は何となく最初の街に戻ってきた。
「おい…あれって…」
「もしかしてダークエルフさん?」
「掲示板に報告しろ…」
「貧乳かわい」
最後のだけ街の外に出ていたので入る前に殺し、声を無視して屋台に向かった。イチゴクレープ美味しい。あっちに唐揚げが…。
「ご主人様~次はどこいきますか?」もぐもぐ
「決めてないけど…王都まで競争する?」もぐもぐ
「良いですよ~♪」もぐもぐ
今日はノラはイン出来ないからこうやってノープランで動いてるけど…本当に何しよう。すると後ろから走って来る音が聞こえてくる。振り返ってみると急いでいるみたいなので道をあけると私たちに剣士らしき女性のプレイヤーが近寄ってきた。
「ちょっとアンタ待ちなさい!」
(どうしますご主人様…逃げますか?)
(うん、面倒なことに巻き込まれそうだし…)
念話で逃げることが確定したのでユアにお姫様抱っこをしてもらい建物の上に逃げた。あ、お姫様抱っこしてもらうの初めてかも。
「あ、待ちなさいって!!せめて何か言いなさいよ!!」
声を無視して屋根の上を移動して街の外に出ることにした。あの人何だったんだろう…。でもこれで大丈夫なはず、と思っていたら…
「はぁ…はぁ…!探知スキルあげといて良かったわ…」
「えっと…何のようですか?」
私は会ったことはないしユアもないようだ。
「色々言いたいけど…単刀直入に言うわ、私の部下に入りなさい。金も払うわ。」
「「嫌です」」
口を揃えてこう言った。GMコールの場所は…。
「アリア!勝手にそういうことしないの!」
女性プレイヤーの後ろから杖を持った小柄な女性プレイヤーが走ってきた。取り敢えずどうしようこの状況。逃げるにも何故か人が集まって来て逃げれない。
「何するのよ!?」
「はぁ…すみません、自己紹介がまだでしたね、私はふーび、こっちはアリアと言います。ご迷惑をおかけしました。」
「ちょっと…何謝ってるのよ!人の話も聞かず逃げるプレイヤーよ!?」
「普通逃げますよ!?」
私達完全に蚊帳の外だけど話を聞くことにした。
とある治癒士のことどれだけの人が覚えてるのかな…




