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とあるラミア視点④

主人公が使えないからすっかり忘れられたアーツ…()

ステータスと落としてくれた武器がこちら。


〈シルバースコーピオンナイフ〉

攻撃力 60 耐久力 130

特殊効果:【猛毒+5】【麻痺毒+3】


種族 ラミア lv13

筋力:35

生命:30

敏捷:30

器用:13

知力:15

精神:10

スキル:【投擲lv2】【剛腕lv2】【堅牢lv1】【探知lv1】【加速lv6】【魅了lv3】【魔法抵抗lv2】

ボーナスポイント:14pt

称号:【魔物】


『うん…ウチのタンクと前衛が泣きそう』


『金欠病さんが500円を投げました!』


『金欠病ニキ強く生きて…』


『レア種族スゲー…』


『ボス倒したと言うことはもう直ぐ…』


「スパチャありがとうー、それじゃあエルフの村に入るね」


砂漠が終わり目の前にはまた森が広がっていた。ここら辺にエルフ達は居るらしいけど…どこにいるか分かんないから探知使うか…。私は数分、森を散歩していると一瞬だけ探知に引っ掛かるのを確認した。


「《加速》」


加速して反応があった所に向かうと数人のエルフが弓を構えて魔物と戦っていた。私は後ろからこっそり…ではなく魔物に加勢することにした。


「誰」


リーダーらしき男が何か言う前にナイフで切りつけた。ラッキーなことに麻痺と猛毒が発動した。後衛2人は混乱しているのか何もせず前衛は直ぐに斬りかかってきた。剣が赤く光ってたからアーツの攻撃だけどナイフでパリィし、弾き返すと首に向かってナイフを投げて倒した。


後衛もサクッと倒し、戦利品と投げたナイフを回収した。回復が全く足りない気がするから沢山PKしたい。時間は…ってもう4時間経ってる。


「今日はここまでにします、お疲れ様ー」


『あ、気づいたらめっちゃ経ってた…お疲れ様です』


『お疲れ様ー』


『はーい』


『体壊すなよー』



配信を止めてどこかプレイヤーに見つかりにくい場所を探すとそこでログアウトし、頭からマシンを取った。つーかーれーたー…。


「お疲れ様です、先輩♪」


「私の世話ありがとね」


私を迎えてくれたのは大学で2年下の後輩だった月見林だ。今では同棲してるけど恋人ではない…はず。1つのベットで寝たりとか甘えたりするけど…。


「先輩何食べますー?」


「ラーメン食べたい」


「またですか?…そんな先輩にはこうです!」


「え…あ、やめ!」


「大人しくしてください♪」


「うぅ…うにゃ!?」


林に押し倒されそのまま両耳を揉まれた。数ヶ月前に耳のマッサージされてから耳が弱いことがバレて度々こうやって揉まれている。林から聞いたら反応が可愛いからやってるらしいけど…もう無理ぃ…!


「今はこれぐらいで許します、夕飯は野菜増し増しラーメンにしますね」


「もう許して…」


10分後、麺が見えない程の野菜がトッピングされたラーメンが運ばれた。


「ちょっと多」


「またお耳揉まれたいんですか?」


「うぅ…」


美味しいから良いけど…。食べ終わったら一緒にお風呂に入りその後は膝枕に寝転がり耳掻きしてもらった。耳にふーってされて悲鳴を上げた。それから一緒に寝て私の1日が終わる。お休みー。

読んで頂きありがとうございます

ラミアさんは25歳以上d(殴

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