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チェーンクエスト③~革命準備編~

待ってたー?

広い…。あれから探索し始めて20分程経ったけど鍵以外まだ見つかってない。地図がありそうな所を探してみたけど危うく見つかりそうになった。盗み聞きを繰り返したせいか聴覚強化というスキルが手に入ったけど状況は何も変わってない。


更に更に探索すること数十分、私は地下室の入り口を見つけた。扉には鍵がかかっていたのでマスターキーを使うと開いた。探知で大勢の人?が確認出来たので物陰から覗き監視を気絶させて牢屋に近づく。


「あの人誰…?」


「何で監視を倒したの?」


「助けて…」


「あのお姉さんを呼ばなきゃ…」


だいぶ小声だけど聴覚強化があるからか聞き取れた。奥の方にも牢屋があるけど誰も居ない。猫耳とかがあるのが獣人でそれ以外が亜人かな…?数えてみると亜人は10人居るんだけど獣人は9人しかいない。後1人を探していると奥の牢屋の方から物音がした。


「掘るの疲れたー!って監視が倒れてるけど何があったの?」


「ノラお姉さん!誰か来たよ!」


……。聞き覚えのある声が…。


「あ、やっほー!昨日ぶりー!」


「何でこんな所に居るの!?」


「ちょっとその子達助けようと思ったら失敗しちゃって捕まっちゃた。助けて!」


「はぁ…」


私はため息をしつつ全ての牢屋の扉を開けた。


「何を掘ってたの?」


「脱出するための穴だよー、もう繋がってるから!場所は教会の近くだから保護されるはずだから安心してね!」


「…」


「「お姉さんありがとうございます!」」


地下室から出ようとノラが前を塞いできた。


「私は!?」


「ノラも脱出すれば…?」


「嫌だ!一緒に行こ!」


「隠密のレベルは…?」


「4だよ?」


「嘘!?」


「嘘じゃないよー?リユと一緒にプレイするために育てたから!」


胸を張ってドヤ顔をしているのでステータスを確認すると確かに4だ。


種族 猫獣人 lv23 職業 魔法建築士 lv9

筋力:8

生命:8

敏捷:65

器用:58

知力:8

精神:10

スキル:【魔法大工lv13】【短剣術lv10】【軽業lv4】 【建築物強化lv8】【加速lv7】【隠密lv4】【鑑定lv3】【解体lv3】【採取lv3】

ボーナスポイント:0pt

称号:【魔法建築士】


…ステータスに関しては私も人のこと言えないので突っ込まないことにした。断る理由が無くなってしまったので仕方なく着いていくことを許可して気持ちを切り替えてから地下室から出た。するとノラは地図を取りだし…地図!?


「地図持ってたの…?クエストで必要なんだけど…後国王の場所って分かる?」


「そうなの?ならあげる。捕まってる方なら知ってるよー」


「ならお願い」


小声で言ってくれて助かった。私はノラの後ろに着いていった。

読んで頂きありがとうございます

久しぶりの登場でした

ポイントとかブクマありがとうございます

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