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王都到着

夏休みは週3以上投稿したい…

外出自粛しろください

「ブガッ?!」


「弱いですねご主人様…」


「うん…」


私達はミノタウロスというボスを倒し王都へ着いた。ボスはユアの大槌で沈みました。冒険者ギルドは…ここだ。建物内にはプレイヤーは居なさそうなので私達が一番乗りだろう。受付の人に少女の母、ファーリンさんの手紙を見せると初日と同じくドタバタと奥の方へ走って行った。少しすると戻って来て、


「奥の部屋へと向かってください、ギルド長がお待ちです」


私達は受付の人に案内され、部屋に入った。部屋には体がガッチリとしたスキンヘッドの人と羽ペンと用紙を持った2人の男性が座っていた。


「は、初めましてリユとユアです」


「貴女達がそうか、俺の名前はガルドと言う。あのお方の件は感謝する。まさか病にかかってるとは思わなかった…。」


「ファーリンさんってどういう方何ですか?」


「あのお方は王都にある錬金術師ギルドの顧問だ。数百年生きて居られるが錬金術師ギルドの創設や転移門の完成等をさせ、王であるラール様でも頭が上がらないんだ。」


ガルドさんからは敬意や畏怖が混じった声で説明してくれた。


「えっと、何で私達は呼ばれたんですか?」


「それはBランクに貴女達を昇格させるためだ。本来ならばクエスト等をもっとしなければならんがあのお方の紹介状、ネームドの討伐を成し遂げているからな。詳しい説明はそこのローンにさせる。」


「初めまして、早速ですが説明しますね…」


ローンさんの説明が思ったより長かったので纏めると、

指名依頼が来ることがある、拒否は基本出来ないそう

雑貨屋等で少し安い値段でアイテム等を買うことが出来る

転移門が使用出来る

転移門が気になったので聞いてみると私達にとっては凄くありがたかった。


「転移門は文字通り行ったことのあるギルドに一瞬で行くことが出来る門です。ただしそこそこの金が必要ですが…。」


説明が終わり最後にガルドさんがこんなことを言った。


「王族はここ最近キナ臭いからな…。何かあったら俺たちに相談しろ。出来る範囲で対応する。」


「分かりました」


雑貨屋に行き消費した分の消費アイテムを補充し、王都の探索する。雑貨屋のアイテム何時もの半分くらい安かったので嬉しい。道には屋台が大量にあるので買い食いしながら王城のある方角へ行った。会話に耳を傾かせながら歩くと今の王族がどんな感じか大体分かった。


どうやら今は新王、新女王の座を狙って色々事件が起きているらしい。噂では一番新女王に近い10才の少女が暗殺されかけたらしい。少し不安を覚えながら一通り探索を終えるとユアが周りを見渡していた。


「どうしたの?」


「少女の悲鳴が聞こえた気がしたので…」


「どこから…?」


「向こうの路地の方からです…行きますか?」


「うん…!」


不安が当たらないように願いつつ私達は路地裏へと駆けて行った。チェーンクエストの名前が変わっていると知らずに…。

読んで頂きありがとうございます

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