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とある精霊視点⑤~神界精霊騒動編~

本編よりもこっちの方がネタ浮かぶ()

「これかな…?」


僕はあの後一度も見つかることなく探索し、ようやく金庫らしき物を見つけることが出来た。金庫は僕の身長の10倍あるので鍵穴を探すのに少し時間がかかったけど僕は鍵を取りだし金庫の扉を開ける。するとブーッというブザーが爆音で鳴った。


僕は手紙に書いてあったキューブを取って急いでその場から逃げた。見渡す限りさっきまであった家具とかが無いから隠れられない。このキューブどこで使うの!?今更気づいたけど考えてる暇はない。後ろから高速で近づいて来る音が聞こえるので兎に角前に進むしかない。


「鍵まで取ったら駄目でしょ♪」


「飛行スピード負けませんよ!」


「モリンズルぃぃぃぃい!」


「待って!私の精霊!」


モリンさんがあっという間に追いつき早口で僕にこう言った。


「ボクに魔術を撃ってください」


「は、はい《ミニアクアレーザー》!」


モリンさんはわざと当たりノーダメージだけど吹き飛ばされた様にして後ろのお姉様方に衝突して距離を離してくれた。モリンさんありがとうございます!僕はそのまま距離を離してこのまま逃げ切れるかと思ったけど上手く物事は進まないようだ。


「ふふ…モリン…処罰は後でするわ、《アイテムアンドスキルロック》《バインド》」


「え…?」


女神様がそう言った瞬間いきなり飛べなくなり地面に落ちてしまった。ダメージを受けたから回復薬を飲もうとしても何故か使えないし体が動かない。どうなってるのこれ…。


「ふふ♪私…女神だからスキル、アイテムの使用を短時間だけでも封じること位出来るから♪」


「…」


僕は絶望した。逃げてる相手が女神様だってことを完全に忘れていた。僕は諦めモードに入り開き直りかけたその時、不意に何処からか低い女性の声が響いた。


『これが女神とは聞いて呆れるのぉ…《タイムストップ》《オールアンロック》《ブラックドアー》ほれ、そこの精霊、逃げるのなら今のうちじゃぞ。』


急に体が動くようになり前には黒い扉が現れた。僕は理解する前に体が動き黒い扉を開ける。扉を開けた先には黒い和服着た座布団に座って何かを飲んでいる女性と黒い時計がそこら中に飾ってある部屋があった。その女性は僕が何か言う前に先に口を開く。


「そこに座れ、主の名前は?」


「りゅ、リュウです」


「そんなに緊張しなくて良い、妾の名前は…特に無いが黒と言ってくれ。名前は昔に取られたからのぉ…。」


「どうして僕をここに…?」


「妾の姿を見て発狂せんとは…主を呼んだ理由?あの女神を一発殴るためだの。」


「ここは何処ですか…?」


「妾を封印した場所じゃの。お陰で下界からは時の邪神と呼ばれておるが…。」


「邪神!?」


「警戒せんで良い。妾は主に危害を加えるつもりは無いからの。暫く休憩したらどうじゃ?」


情報量に対して頭が着いていけてないけど取り敢えず助かったみたい…?ただ女神様を一発殴るためって…一難去ってまた一難ってこういう状況何だろうな…。

読んで頂きありがとうございます

妾語(?)初めてなので変な所があれば言ってください

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