ユアの進化
ダークエルフの森まで加速を使って帰り10分程で着くことができた。その間に加速のレベルが上がったので中距離の移動がだいぶ楽になってきた。
そして少女にフォレストタートルの苔を渡し一度宿に戻る。後は月光石の粉塵だけだ。でも日が暮れるまでまだまだ時間があるから何しようかな…。
「ユアのレベル上げかな…」
私の生命線だから少しでも強くなってほしい。ユアは頷いてるので早速私達はレベル上げに出た。すると後ろから聞き覚えがある少女の声が聞こえる。
「私も…手伝いますよ…?」
「…心臓に悪いから止めて」
「面白から…止めない…」
「えぇ…」
「弱い魔物を…沢山出すので…それを倒したら…レベル上げになります…」
スイちゃんは何かを詠唱すると大量のスライムや魚が出てきた。何で全部銀色…。
「5分しか…持たないのと…ユアちゃんにしか…経験値…入らないから…気をつけて…」
それを聞いた私達は直ぐに行動した。ユアは薙刀に変形させ一気に倒し、私はインフォ機能をオフにし、出来る限り倒していった。銀色の魔物は少し硬いぐらいで難なく倒せた。
そして残り1分になった時、大きいスライムが現れた。
「残り一分で…これを倒して…ください…」
私はスライムに向かってスキルを発動させた。
「《闇精霊召喚》」
あの時と同じく黒色の球体が現れ、黒色の極太レーザーを放つ。すると風船が弾ける用な音が鳴りHPを6割削った。怯んでる隙に私達はスライムをボコボコにし、20秒を残して倒すことに成功した。
「闇精霊…許さない…」
「え?」
「何でも…無いです…おめでとう…ございます…多分…これで進化が…出きるはず…」
「やったぁ♪」
「私は…ちょっと…用事があるので…出掛けてきます…」
「行ってらっしゃいー!」
ステータスは進化してから見ることにしてまた宿に戻った。ユアの進化先はこんな感じ。
〈スライムメイド〉
説明:スライムガールの進化先。
身体能力が大幅に上がり近接戦闘に強くなる。
知能が上がり言葉を話すことが出来る。
〈ウンデウィーネ〉
説明:スライムガールの進化先。
魔法の能力が大幅に上がり遠距離戦闘に強くなる。
妖精に存在が近くなり話せなくなる。
進化先が2つあるけど勿論…
「スライムメイドにする!」
スライムメイドの方を押すとユアが輝き周りに風がふく。光が収まると身長が縮んだユアが居て座っていた。
「ご主人様!」
と可愛らしい声と共に抱きついてきた。
読んで頂きありがとうございます
ユアの進化がだいぶ無理矢理ですみません…




