表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/96

チェーンクエスト①

私達は宿屋…という名のツリーハウスでリスポン地点を変更して、村を観光する事にした。まずは雑貨屋に向かう。


「いらっしゃいませ~」


「こんにちはー」


この店員さんダークエルフなのに街の店員さんと似てる気が…。気にしてもしょうがないので売られている物を見る。糸や布は勿論、木材や魔物の皮や中位薬草、ダークエルフの服…これ私が初日に着てた装備だ。話を聞くとこの服は普段着として着てる人が多いらしい。鑑定してみると特殊効果は私のよりは下がっているものの器用値+2が着いていたので多分魔法裁縫を持ってるNPCが作ったんだろう。

次は、店員さんに教えてもらった店に行く。だけど歩いている途中で幼い女の子が道端で泣いていたので声をかけてみる。


「どうしたの?」


「お母さんが…お母さんが死んじゃう…」


「お母さんの所に連れっててくれる?」


「お姉さんが助けてくれるの…?」


そしたらクエスト画面が表示された。


チェーンクエスト①『万能薬の素材』

聖水1/0

フォレストタートルのコケ3/0

月光石の粉塵1/0

これを少女に渡す

制限時間:3日


「お願いします…」


「待っててね…」


私は一旦イズミさんの所に戻った。


「どうした?」


「聖水とフォレストトータルのコケと月光石って知りませんか?」


「それか…まぁ良い。聖水はこの村から東に真っ直ぐ行くと水精霊が居る。そいつに認められれば貰う事が出来るぞ。フォレストトータルはお前がさっき逃げてきた森を徘徊している。別に倒さなくても背中に乗ってコケを採取すれば良い。月光石だがこれは上位魔石を月が出ている時に現れる祭壇に捧げると取ることが出来るが…祭壇の場所は俺でも分からん。お前が作りたいのは万能薬だと思うが気をつけておけ。」


「ありがとうございます!」


私達は村からダッシュで出ると東に向かった。



読んで頂きありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ