レッサードラゴン②
黒い馬に乗って槍を持ち全身鎧のプレイヤーはレッサードラゴンに突撃して槍を構える。
「《チャージランス》」
高速で接近し、レッサードラゴンの前で跳ぶと首を貫きHPは無くなる。まだ混乱している私に手を貸してくれた。
「間に合って良かった…」
「あ、ありがとうございます!名前を聞いても良いですか?」
「バトだ、よろしく頼む」
話を聞くと偶然この辺りを探索していたら煙が出ていたのでそこに向かったらレッサードラゴンと私達が戦ってたので助けたのが今の状況だ。バトさんは用事があるらしいので別れる前にフレンド申請をした。レッサードラゴンの経験値は余り貰えなかったけど死体は残っているので解体する。
『おめでとうございます!解体スキルがレベルアップしました!』
解体スキルが上がった。素材はこんな感じ。
〈レッサードラゴンの爪〉
レア度:B
品質:C
〈レッサードラゴンの牙〉
レア度:B
品質:C
〈レッサードラゴンの鱗〉
レア度:B
品質:C
〈火臓〉
レア度:B+
品質:C
〈劣竜魔石〉
レア度:B+
品質:A
爪と牙と鱗がそれぞれ3個づつ、火臓と劣竜魔石が1個取れた。劣竜魔石はユアに食べさせるとして今は帰り道を探す。だけど…
「本当にここどこ!?」
レッサードラゴンに追いかけられて森に逃げて生き残ったのは良いけど、この森の魔物のレベルはかなり高くそれを知らなかった私は攻撃してしまい魔物から逃げ回っていたら場所が分からなくなった。
「シャアア!!」
「また来た!!」
大きい蛇みたいな魔物だけど鑑定したらヤバかった。
種族 ポイズンスネーク lv54
スキル:【猛毒lv?】【隠密lv?】【探知lv?】【毒耐性lv?】【火耐性lv?】【物理耐性lv?】
攻撃しようとしたら位地がバレて追いかけられ、撒いたと思ったらまた追いかけられるという命がけの鬼ごっこをしている。ユアの海魔法はまだMPが回復していないのでかなり不味い。10分程命がけの鬼ごっこをしていると集落のような所を発見した。
「《加速》!!助けてください!」
人が居る門にユアと一緒に急いで入った。
読んで頂きありがとうございます




