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レッサードラゴン①

「無理!勝てるわけ無い!!」


帰り道を探そうと思ったら空からドラゴンらしき魔物が降りてきて炎のブレスを吐いてきた。加速で緊急回避をして目を撃った後全速力で逃げてるってのが今の状況。隠密と海魔法で私は一瞬だけレッサードラゴンの視界から逃れることが出来たのでその隙に鑑定した結果がこちら。


種族 レッサードラゴン lv57

スキル:【剛力lv?】【竜魔術lv?】【飛行lv?】【探知lv?】 【加速lv?】


戦って数秒持てば奇跡だと思う。ユアの海魔法と森があるからギリギリ逃げられてるけど海魔法に関してはMPが半分を切ってる。後ろを見たら口に魔法陣を出してブレスを吐く準備をしていた。


「どうにでもなれ!!《聖気解放》」


私が白銀のオーラーを纏い装備やステータスが大幅にアップした。そして制限時間は10分と表示されてるので長期戦になると負ける。


「グアア?」


レッサードラゴンは不思議そうな声を出したが直ぐに爪で攻撃してくる。私はそれを跳ぶことで回避し弓を引き絞る。限界まで引いた弓と矢は眩しくなる程輝いて私は矢を放った。レッサードラゴンの口に吸い込まれるように当たりHPを大きく削った。だけど…


(制限時間が…残り5分!?)


まだ数分しかたっていないのに制限時間は5分たっていた。今は考えても仕方ないのでもう一度、今度はさっきの半分くらいで引くのを止め放つ。狙いは頭だったけど回避されたため胴体に当たった。制限時間は残り3分になっていた。多分この制限時間は終わるまでの時間じゃ無くて残りの聖気を表す時間だ。仕組みは分かったけど制限時間が増えるわけじゃ無いので早く勝負を決めなければいけない。レッサードラゴンのHPは残り4割だ。


「グアア!!グギャアアアア!!!!」


「何か凄く怒ってる!?《加速》!」


レッサードラゴンは私とユアを踏み潰して来る。私は間に合うけどユアが間に合わないので突き飛ばす。後ろから何かが爆発したような音が聞こえたので多分喰らっていたら即死だっただろう。ユアは立ち上がると海魔法を放ち両腕を大剣に変形させ攻撃し始めた。MPが切れたんだ。私は残りの聖気をユアに流して強化させて付与魔術を使用する。直後レッサードラゴンはブレスを準備し始めた。私は必死に目を撃つけど全然怯まない。レッサードラゴンがブレスを吐き負けると思ったら後ろから低めの男性の声が聞こえた。


「大丈夫か?お嬢さん」






読んで頂きありがとうございます

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