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昼食を食べ終わったのでイン。編んでいた空色のセーターが出来たそうなので見せてもらう。てかマーダーベアの糸で編んでたのに色変わっている。


(ゲームだから何でもありか)


〈空色のもこもこセーター〉

防御力 23 耐久力 133

特集効果:【耐寒+10】【衝撃吸収+3】


私のも編んでくれたので早速着てみる。


「暖かい…♪」


ずっと着ようかと思ったけど流石に戦闘用は出来ないのでメイド服に変える。また糸や布が足りなくなってきたので買いに行く。


「外行く?」


ユアは喜んだように頷き裁縫セットを自分の体の中に入れた。


(そこから出し入れしてたんだ…)


宿屋を出て雑貨屋に向かう。


「いらっしゃいませ!」


第一の街の店員と似ている人が居た。姉妹なのかな?糸と布が大量にあるので売ってある内の8割くらい買う。マーダーベアの布もあったので買っておく。


「森に行くよー」


ユアが数百万するアクセサリーを見ている。


「今度買ってあげるから…」


懐が寂しくなりそう…ユアにポーション作ってもらってそれを売れば良いだけだけど。

門まで遠いので加速を使い一気に行く。何人か突き飛ばした気がするけど気のせいだと願う。

森に着いたので的を探す。すると足音が聞こえてくる。


「《パワーショット》」


「危な!?」


ユアが受け止めてくれたのでノーダメですんだ。


「ノーダメって…」


姿が見えたので頭を撃つ。速射と精密射撃凄く便利。


「これじゃ分かんない…」


適当に掲示板を見ていると第一の街の後ろにある草原に滅茶苦茶強いPKが居ると書いているので向かってみる。勿論薬草採取も忘れずに。上位薬草が数個手に入った。数十分後…


「経験値発見♪」


PKは鑑定したら分かるので有難い。でも10人くらい倒しているのにまだレベルが上がらない。ちなみに鑑定結果がこちら。


種族 人間 職業 剣士 lv4【PK】

スキル:【剣lv?】【盾lv?】【回避lv?】【採取lv?】【解体lv?】


レア種族が異常なんですね分かります。第二の街にいる人はこれより少し強い。PKKしながらさらに進むこと20分。草原に着くと下半身が蛇のプレイヤーが回りにいる人を薙ぎ倒している。


(これは期待出来そう。鑑定しなきゃ。)


種族 ラミア lv10

スキル:【投擲lv?】【探知lv?】【加速lv?】【魅了lv?】【魔法抵抗lv?】


レベルは低めだけどスキルが厄介だ。加速のレベルがあっちより低ければ負けるかも。


「死んでね♪」


「バレた!?」


多分探知の効果だ。私は弓を構えユアは腕を変形させる。どうにでもなれ!

読んで頂きありがとうございます

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