表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/96

とあるラミア視点

『おめでとうございます!レア種族のラミアが選ばれました。』


「マジ…?」


種族を選ぶのが面倒だったからランダムにしたらレア種族が当たった。ということは…


「PKが捗るぞー!」


彼女はメリット、デメリット関係無しでPKするという戦闘狂だ。その様子を配信したりしているのでチャンネル登録者数100万人という有名なプレイヤーだ。


「名前は…アスモでいいや」


私はステータスを確認する。


種族 ラミア lv1

筋力:30

生命:30

敏捷:23

器用:13

知力:15

精神:10

スキル:【投擲lv1】【探知lv1】【加速lv1】【魅了lv1】【魔法抵抗lv1】

称号:【魔物】


レア種族というだけあってステータスが高い。称号の【魔物】は街に入れなくなるらしいが他のゲームだとPKは街に入れ無いという事があるから大丈夫。私はチュートリアルをさっさと終わらせて特典を受けとる。


〈投擲ミスリルナイフ〉

攻撃力 100 本数 10本


10本しか無いから序盤では使用しない。私は配信の準備をしてチュートリアルを終了した。視界が一瞬真っ暗になり次の瞬間森へ転移する。勿論この時点から配信はスタートしている。


「皆さんこんにちはー、覚悟してたけど森の中で迷子になったアスモです」


『こんにちは!』


『初まったぞ!』


『今北』


『殺戮が始まるwww』


『迷子は草』


配信者はコメントが見えるようになっていてリアルタイムで雑談も出来る。


「手始めにPKしますねー」


リスナーと雑談しながら歩く事数分 、ようやくプレイヤーを見つけた。


「こんにちはー、そして死ね」


「え、まも」


ラミアは下半身が蛇の胴体なのでそれを使ってプレイヤーを殴る。そしたらHPバーが一瞬で無くなりお金とアイテムを落として死に戻った。


「弱い…取り敢えず開けた所に移動します」


『容赦ねぇww 』


『通 常 運 転』


『南無南無(-人-)』


『会☆殺』


リスナーに散々言われながら私は探索を開始した。

読んで頂きありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ