探索⑥
誤字修正は少しづつやっていきます
朝ごはんを食べ歯磨きしてイン。
「おはようユアー」
ユアは先に起きていてポーションを作っている。運営からメールが来ている。団体戦予選の日と第二陣が1週間後に来ると書かれていて、予選の日は15日後なのでかなり時間がある。今日はフィールドボスを倒す予定で場所は門から見て西に居るらしい。回復ポーションが3個、毒ポーションが2個が完成したので性能確認も兼ねて倒しに行く。勿論PKと雑魚は無視しました。
途中で薬草を採取してると上位薬草が採取出来た。上位薬草は出来れば沢山欲しいので積極的に採取していく。でもレアアイテムなのか全然採取出来ないので諦めてボスの居る所に向かった。16分ほど走り続けるとプレイヤーが沢山いる場所に着いた。
「はぁ…ビッグボア強すぎる…」
「タンクがまた一撃で死んだか」
「詠唱終わるまで待ってよ!」
という愚痴が聞こえてくるのでどうやら大分強いらしい。
「倒せないかもしれないけど出来るとこまで頑張ってみよう!」
そして私はボスエリアに入った。
『魔物の森のボス《ビックボア》との戦闘が始まります』
「《アクアエンチャント》」
水属性を付与して頭を撃った。速射と精密射撃の効果で集中しなくても目を撃てるようになったのだ。目に当たってもHPバーは3割ほどしか減らないと思っていたら…
「グアアアアア!?」
HPバーが7割ほど減った。
「ぇぇ…」
まさかこんなに削れるとは思っていなかった。今度は毒ポーションを投げてみると…
「グエエエ…」
HPバーを一瞬で削り1分程で倒してしまった。私もユアも苦笑いだ。
『おめでとうございます!魔物の森のボス《ビックボア》を討伐しました!』
『おめでとうございます!これまでの行動から投擲を取得しました!』
「えっと…次の街行くね」
ボスを倒した後だとは思え無い空気の中私達は無事第二の街にたどり着いたのだった。なお掲示板では…
234:名無しの人間
タンクが一撃で死ぬ…
235:名無しの人間
弓士のプレイヤーが挑戦するぞ…
236:名無しの人間
(-人-)
237:名無しの人間
(-人-)
238:名無しの人間
(-人-)
239:名無しの人間
一応見ておこうぜ…何か分かる事があるかもしれん
240:名無しの人間
矢の攻撃は効き難いからなぁ
241:名無しの人間
ふぁ!?
242:名無しの人間
えええええ!?
243:名無しの人間
アイエエエエエ!?
244:名無しの人間
目に攻撃が当たってHPバーが7割飛んだだとぉ!?
245:名無しの人間
しかも毒の状態異常にかかっているという事は毒ポーション買ったのか?
死ぬ程高かったけど
246:名無しの人間
状態異常には弱いのか?あのクソボア
247:名無しの人間
そうと決まれば金策だ!
248:名無しの人間
やっとあのクソボアを倒せるんだ!
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