表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/96

初日終了

ようやく初日が終わりました…

30分くらいユアを自由にさせて私は薬草採取をしていた。たまに毒草や麻痺草などが取れたのでユアに後で渡すつもり。ユアはプレイヤー達を蹂躙している。


「何だこいつ!」


「怪物めえええ!」


「嘘!?火魔術が全然効いて無い!」


「ぎゃああああ!?」


文字通りの地獄が出来ていた。中でも海魔法はかなり猛威を振るっている。まだレベル1なので1つしか魔法が使えないけど津波を起こしているのでかなりプレイヤーは混乱して死んでいる。攻撃と防御を兼ね備えているみたいなのでかなり強い感じだった。現在時刻は11時になったのでユアを呼び戻す。掲示板は見なかった事にします。


「ユア戻るよー!」


ユアは頷くと前にいるプレイヤー達を倒しながらこっちに向かってきた。プレイヤー達は呆然としているのでその内に宿屋に逃げた。殺り過ぎた感は否めない。


「これ麻痺薬とか毒薬に出来る?」


素材を渡すと喜んだように頷き錬金セットを出して作り始めた。


「ふわ~…眠たい…」


12時にアラーム設定をして薬が出来るのを待つ。そしたら運営からのメールが来た。内容はPVP大会の団体戦の追加だ。4人まで参加出来るので個人戦を辞退していた私には嬉しい知らせだ。でも予選を通過しなければいけないので冒険者ギルドに登録しなきゃいけない。予選は10日後なので準備しなきゃ。


「一緒に戦ってみる?」


ユアは殺る気に満ち溢れた顔で頷いていた。私のメイドが戦闘狂になりかけているのは気にしない。そして薬が出来上がったので見せてもらった。


〈中位麻痺薬〉

確率:30%

効果:相手が麻痺する(注意:耐性があると効果時間が減ります)



〈中位毒薬〉

確率:30%

効果:相手に5分の間10秒間50ダメージが入る(注意:耐性があると効果時間とダメージが減ります)


両方とも3個ずつあるのでいざという時に使うつもり。


「冒険者ギルドに行って来るね」


そう言って宿屋を出て冒険者ギルドに向かった。薬を扱っている店を見たけど中位が付いている薬はかなり高額なので驚いた。少し歩くとギルドに着き登録をして適当なクエストを受ける。内容はフィールドボスの撃破なので明日行く事にした。ギルドを後にし宿屋へ戻ると変形を使い腕を鞭にして振り回してる。勿論直ぐに止めさせました。まだ12時まで30分あるのでユアに膝枕をさせてもらった。恥ずかしそうにしてたけど気にしない。頭を撫でてくれるのでうっかり寝てしまう。アラームを設定したのを忘れてしまったので鳴った瞬間びっくりして声を上げてしまいユアに少し笑われた。何だか弱みを掴まれた気分…


「うう…」


そんな事を思いつつ、私はログアウトした。



読んで頂きありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ