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銀狼転生物語  作者: なき
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キャラメイク

ふと気がつくと、四畳半程度の広さの部屋にいた。

俺は高級なオフィスチェアに座っているようで、なかなかの座り心地だ。

と、そこまで考えてから、そういえばここはどこなんだろうか、と思い、周囲を見渡してみる。

真後ろには扉があり、装飾は一切なく、家具も俺の座っているオフィスチェアを除くと一つだけだった。

そのたった一つの家具であるデスクトップPCを見て、思わず口が開いた。

「Character Making...?」

画面には大きくそう書いていて、その下に「続ける」というボタンがある。

「続ける」をクリックすると、画面が切り替わり、種族、スキル、武器などといくつもの項目が出てくる。

一番下までスクロールすると、「?」のボタンがあるのでとりあえず押してみる。

すると画面がまた切り替わり、長々と文章が書かれている。

要約すると、

「剣と魔法の世界へ転生する権利を与える」「その世界では、現在魔王が降臨しており、人間や亜人を含む人類は日々魔族や魔物の襲撃に怯えて暮らしている」らしい。

まず自分が何者なのかの記憶は全くないが、何もせずにいても特に何もおこらないようなので、ヘルプを閉じ、キャラクターメイキングを初めてみる。

まず、「種族」を選択すると、種族の一覧と説明が記載されているようだ。

気になった種族の説明を読んでみる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人間:世界の人類の4割を占める種族。魔法は適性があるもののみ使用できる。特にステータスの特出している点はない。


獣人:世界の人類の約2割。様々な動物の特性を持った獣人がいる。魔法は使えないものが殆ど。基本的に運動能力が高く、夜でも難なく活動できるほど目が良い。存在する種類の種族なら好きなものを選ぶことが出来る。


エルフ:少数のみだが、約1000年を生きる長寿の種族。魔法に特化しており、エルフのみが使用できる魔法がある。


吸血鬼:少数のみの種族。亜人の中でも迫害対象となっている。外見はほぼ人間と変わらないが、高い魔法適性を持ち、運動能力も高い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とのことだ。

迫害対象である吸血鬼と特に強そうではない人間を除き、獣人とエルフで悩む。

とりあえず獣人の一覧を見てみることにする。


・兎の獣人:鋭い嗅覚や聴力を活かして、自分の周囲の状況を常に把握することが出来る。スピードは速いが、腕力は人間程度。跳躍力が高い


・猫の獣人:兎の獣人ほどではないが速く、跳躍力もそれなりに高い。隠密行動に長けているが、腕力は人間程度


・熊の獣人:腕力がとても強いが、猫の獣人には少し及ばない程度の機動力を持つ。また体重が重いため跳躍力は低く、隠密行動には向いていない。


・鷹の獣人:獣人の中でも飛び抜けて目がよく、索敵に向いている。飛ぶことが出来るが、体重を軽くするため骨の中が空洞になっており、怪我をしやすく、泳ぐことが出来ない。


.........



ふむ、結構たくさん種類があるな、と思いつつ見ていくと、ふと目が止まった


・狼の獣人:高い機動力と腕力を持っている万能型。持っている魔力が高く、魔力を体に纏わせることで身体強化をするのに適している。


ほぅ、なかなかいいんじゃないかな?

とりあえず種族を獣人(狼)にしておき、次に「スキル」の欄に移動する。ここでは能力を複数選べるようだ。

かなりの種類があったので説明は省くが、狼の獣人を選択したので、それに合わせたスキル構成にした。内訳は


・魔法適性(火):火系統の魔法を覚えることが出来る

・魔法適性(水):水系統の魔法を覚えることが出来る

・魔法適性(光):光系統の魔法を覚えることが出来る

・索敵:周囲の敵の位置をレーダーのように把握できる

・魔力増強:魔力の最大値が増える

異空間収納(インベントリ):一定以下の大きさのアイテムを一定の重量まで異空間に保存することが出来る


というふうになった。火と水の魔法は攻撃手段にでも生きていく上でも便利だし、光の魔法はいわゆる「回復魔法」が使えるらしい。

索敵は狩りをするにも便利だし、襲われる危険性が下がるだろうという予想だ。

魔力増強は、魔法を使い、魔力で身体強化するため、多いほうがいいだろうという考えから選択した。

異空間収納は荷物を持たなくていいのが楽だと思いとっておいた。


続いて「武器」の選択だ。

これははじめに貰える武器を選択するようなので、たくさんの種類があったが聞いたことのないものも多いので、わかるものの中から機動力を落としにくいであろう短剣を選んだ。


最後に「神のギフト」という欄があるのだが、内容を見る限り、神様効果のついたアイテムが貰えるようだったので「俊敏のブレスレット」を選んだ。

ステータスアップのアクセサリーの他にも使い切りのアイテムなどがあったのだが、使い切りでは勿体ないきがしたのでやめておいた。


全ての欄を埋めたので、「完了」を選択すると視界が真っ白になった。

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます

ここまで楽しんで頂けたでしょうか?

何分作者は何も考えずに書いておりますので、投稿ペースが早かったり遅かったりすると思いますが、なんとか完結まで持って行ければと思いますので、宜しくお願いします!!

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