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海軍・共通B① 誰か助けてと呟く
→〔大声を出す〕
「いやああああ!!変態がいるわあああ!」
「誰が変態だてめぇ!」
どうせ殺されるならこいつが捕まえられればいい。
「お前だ」
男性がイカれ男の腕からナイフを取り上げたようで、金属音がすると私は開放された。
「けっ……海軍サマのお出ましかよ!」
「お嬢さん、怪我はありませんか?」
「はい」
少年が私を心配してくれる。イカれ男は屋根づたいで逃げていった。
「さて……君はどうしてこんな夜に一人で出歩いていたのか、説明してもらおうか」
それより奴を追わなくていいのか気になる。
それとも他に隊員がいて追っているとか?
「……あの?」
少年がこちらの様子をうかがっている。
どうしたものか、戻ってもロクな目にあわないはずだ。
となれば家を追い出されたと正直に話すわけにはいかない。