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劇映画『孤独のグルメ』(2025)は面白かったのか?


 皆さま、よき“劇映画”ライフをお過ごしでしょうか? N市の野良猫、ペイザンヌです。


 さて2025年、今年に入り10日ほど経った頃、ようやく初映画してまいりました。


 昨年も韓国のコメディ映画『宝くじの不時着/一等当せんくじが飛んでいきました(2023)』からスタートしたし、ゆる〜く笑う門から始めたいと本作『孤独のグルメ』へ。


 昨年1/1元旦といえばまさかの能登半島地震が発生。

 ボクはその間、映画館内にいたので劇場を出てから始めてネットニュースでそのことを知ることになったのは今となっては懐かしい思い出です。結局、笑う門から災いがきてしまったというスタートとなってしまったわけですが……。


 そんなジンクスもなんのその。「俺はただ映画が観たいだけなんだ」とスイッチを切り替え、今年も孤独にテキトーに映画館での鑑賞をスタートさせたところ──初感想は……


「まあ言うて『孤独のグルメ』だよね」w


 はてさてインディアナ・ジョーンズばりに井之頭五郎が幻のスープを求め──時には嵐で死にかけ、はたまた毒を盛られ、海岸で韓国軍に拉致され、壮絶なカーチェイスとアクションを……繰り広げたかどうかは劇場でお確かめくださいませ。


 実を言うと劇場で邦画を観るのは昨年の『碁盤斬り(2024)』以来でして、周りの所謂「映画ファン」の方より圧倒的にボクは邦画を劇場に観にいくのが少ないと思っております。

そんなボクが、この作品へ「よし行こう!」と決めたのは外でもない松重豊さんの「行動」です。


「おっさんがさ、一人でメシ食ってんの見て面白い?」とか「ホントはもうヤメたいんだよね」とかボヤいてたにも関わらず、今回自らメガホンを取ると聞いて「なんだ……実はめっちゃ愛があったんじゃん」というその表現の仕方がやけに刺さったからなんですよね。


 また、本作には韓国俳優のユ・ジェミョンが出演していたり、


『パラサイト/半地下の家族(2019)』でアカデミー受賞したポン・ジュノ監督に演出を依頼していたり──というのも、松重豊さんの顔の広さというよりも、むしろその人の「人柄」を感じさせますやね。


 フランス、パリでの海外ロケ敢行などにおいても、


【松重は「僕が『パリでやりたい』っていうことを言っちゃった手前…。フランス、行ったこともないし、フランス料理も全く知らないんですけど、とりあえずパリ、どうしようかなあと思ったら、『杏ちゃんいるな』と思って…」。こうしてパリ在住の女優・杏に出演してもらうことを決めたという】


 なんてことがYahoo!ニュースに書かれておりました。


 映画創りは一人ではできないのは当然ですが「その人のためなら!」と協力してくれる人望を感じさせますね。


 実際この映画自体が「人と人の繋がりこそがまた人を感動させるものを作れる源である」──そんなテーマなので、それをまさに地でいってるのが主演・監督の松重豊さんなんだといえます。何より説得力が格段に上がりますよね。


 今後は「令和の寅さん」になるかもしれない……とまで噂されておりますこの『孤独のグルメ』。


 こちら見る側もまあ肩肘張らず、いつもTVで見てるみたいに片手間感覚で楽しめばいいわけですが……ついつい劇場という空間でスクリーンを前にすると腕を組み、睨みつけるように本気モードになってしまうこのボク、ペイザンヌ。


ふっと「いやいやいや!そんな真顔で観る映画でもないから!」と何度も我に返りながら笑っちゃってましたねw


「モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃダメなんだ。独りで静かで、豊かで」──とこちらは原作漫画版『孤独のグルメ』からの台詞。


 それに置いてはメシを食う時も映画を観る時も一緒ですやんね(スマホの光などで邪魔してはあかんのです)


「はーーらへった!オイ!オイ!オイ!オイ!♪」

 ( ´θ`)


 テーマソングのザ・クロマニヨンズの「空腹と俺」もサイコーでした!


 では、また次回に!

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「note」の方でもこちらのエッセイを連載しております。画像付きでさらに読みやすく、こんなことからあんなことまでさらに詳しく、あなたの映画ライフをより豊かに♪note版『あの映画は本当に面白かったのか?【完全版】』
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