冷血侯爵令息に二度も配分を退けられ無礼者扱いの私ですが、十四の窓辺を残す彼と次の春も花を配ります
「二鉢、荷台から落ちますね」
私がそう申し上げた瞬間、大広間に咲いていた笑顔が、いっせいに造花になった。
春花は三十鉢。王都の花宴を飾るのは十八鉢。引き算をすれば十二鉢。ところが侯爵領で春花を待つ療養所は十四か所ある。
つまりこの荷車、出発する前から二鉢ない。
「落ちるのではありませんわ、ソウルン様。王都へ優先して配するだけです」
花宴の見栄えを任されたシグルルン様は、扇の向こうで明快に訂正した。悪意はない。侯爵家の大広間を見栄えよく整え、招待客を満足させる。それが領地の評判にもつながるという、たいへん真っすぐな計算である。
真っすぐすぎて、途中にある十四の窓辺を轢いているだけだ。
「承知しております。では、この案をソルステイン様へ」
「あなたならお話しできるでしょう?」
できません、と答える余地は、すでに扇で塞がれていた。
私は十八と書かれた札を持ち、大広間の奥へ進んだ。
侯爵家の嫡男ソルステイン様は、長卓の端で招待客の名簿を見ていた。銀灰色の目がこちらへ上がる。冷血、人嫌い、挨拶ひとつ凍らせる男。社交界が丹精込めて育てた評判は、春花よりよく根を張っている。
「王都の大広間へ十八鉢、領内へ残りを配する案でございます」
ソルステイン様は札を見た。
「残りは何鉢ですか」
「十二鉢です」
「認めません」
以上。
戸棚ならもう少し軋む。扉なら閉まる前に風くらい起こす。ソルステイン様は理由も添えず、視線を名簿へ戻した。
私の手には却下された札だけが残る。大広間じゅうの視線は、拒絶したご本人ではなく、なぜか札を運んだ私へ集まった。
「まあ」
「差配役でもないのに、案へ口を挟んだそうよ」
「ソルステイン様にまで無礼を?」
荷車の御者が崖を選んだのに、車輪へ説教が始まった。世の中、丸いものには厳しい。
私は札を胸元へ伏せ、礼をした。
「持ち帰ります」
ソルステイン様から返事はなかった。
その無言まで私の荷台へ載せられた。二鉢どころではない。帰り道では車軸が盛大に鳴っていた。
* * *
「では、王都へ十七鉢にいたします」
翌朝、シグルルン様は一鉢だけ譲った。
一鉢。昨日よりは進んだ。崖まで百歩だった荷車が、九十九歩になった程度には。
「残る十三鉢は領内へ。これならソルステイン様も、侯爵家の利益をご理解くださるでしょう」
「療養所は十四か所ですが」
「すべてへ毎年贈らなければならない決まりではありませんわ。昨年二鉢を届けた一か所から、今年は外せばよろしいでしょう」
壁際に並ぶ十四枚の鉢札から、端の一枚が伏せられた。
ハトルドウラがそれを起こす。侯爵家に長く仕える老侍女の指は、迷わなかった。
「昨年の二鉢は、一方が蕾のまま傷んだからでございます。今年の春を二度受け取ったわけではありません」
「なら、別の一か所を」
「どちらを?」
ハトルドウラは短く尋ねた。
シグルルン様の扇が、十四枚の上で一往復する。どの札にも、そこから花を引き上げる理由など書かれていない。
「それを決めるための差配役でしょう?」
はい、空席へきれいな荷物が投げ込まれました。
私は十七の札を持ち、再びソルステイン様の前へ立った。昨日と同じ長卓。同じ銀灰色の目。同じ、周囲が聞き耳を立てていないふりをする気配。
「王都へ十七鉢という修正案でございます」
「残りは何鉢ですか」
「十三鉢です」
「認めません」
昨日と同じ三言だった。
同じなら予想できたはずなのに、指先で札の角が曲がった。
「理由を伺っても?」
ソルステイン様は答えなかった。
「十三鉢では足りないとお考えなのですか。それとも、王都へ十七鉢では少ないと?」
銀灰色の目が私を見る。
見るだけ!
口は貴重品か。侯爵家の金庫へ保管され、嫡男でも一日に三言までしか取り出せないのか。
「お答えがなければ、皆様は私がまた何か無礼を働いたとお考えになります」
それでも返事はなく、やがてソルステイン様は席を立った。私の脇を通り、大広間から出ていく。
曲がった十七の札と私へ、囁きが追いつく。
「二度も退けられるなんて」
「初めから任せるべきではなかったのよ」
任されてはいない。運んだだけである。けれど壊れた荷車に「私は荷物です」と書いても、坂道は遠慮してくれないらしい。
私はソルステイン様が消えた扉を睨んだ。
十四か所を外したくない点だけなら、たぶん同じだ。
だが、無言で御者台から飛び降り、残った者に荷車も坂道も悪評も預ける男を、誠実とは呼べない。
「腹が立ちます」
「どちらにでございます?」
横からハトルドウラが尋ねた。
「あと一鉢を誰から取り上げるか決めさせる方にも、何も言わず私に決めさせる方にもです」
「では、ちょうどよろしゅうございます」
「何がでしょう」
「差配役が、いま空席になりました」
老侍女は、いつの間にか辞退届まで持っていた。
荷車に今度は御者台が飛んできた。
* * *
「私には荷が重すぎます」
「十四か所の名を覚えておいでです」
「それは道を知っているだけです。荷車を所有した覚えはありません」
「先ほど所有者が辞退なさいましたので」
ハトルドウラは、十六と書かれた札を私へ差し出した。
王都へ十六鉢。領内へ十四鉢。
引き算が、ようやく誰も窓辺から突き落とさない。
「臨時でございます」とハトルドウラは言った。「次の春の差配役は、こちらの名簿ではまだ空欄です」
名簿の末尾には、確かに二人分ほどの余白があった。なぜ二人分なのか尋ねると、老侍女は「机は広い方がよろしいでしょう」とだけ答えた。
私は温室脇の作業室へ案内された。
中央の作業台には十四枚の鉢札が並び、その向かい側にソルステイン様が立っていた。大広間では三言しか使わなかった男が、今度は鉢札の端を寸分違わず揃えている。
「三度目をお持ちしました」
私が十六の札を置くと、彼はそれを押さえた。
「残りは何鉢ですか」
「十四鉢です」
ソルステイン様の指が止まる。
また「認めません」が来るなら、こちらにも用意がある。十六の札を額へ貼ってでも、十四枚を一歩も動かさない。無礼者の評判はすでに二輪車。今さら一輪増えたところで三輪になって安定するだけだ。
だが、彼は拒まなかった。
「十四か所、すべてに一鉢ずつですか」
「はい」
「この札は、南向きの窓が一つしかない所ですね」
「そうです。窓台が狭いので、小ぶりな鉢を」
「こちらは二階の角部屋へ運ぶ」
「階段で荷車は使えません」
「担架型の運搬具を用意します」
真顔だった。
私はソルステイン様の顔と札を見比べた。冗談を受け流されたのかと思ったが、彼は紙の余白へ運搬具の幅を書き込み始めた。本気で荷車を二階へ上げる気だ。
「今のは比喩です」
「比喩でも、落とす危険があるなら直すべきでしょう」
銀灰色の目元が、ごくわずかに緩んだ。
笑った、というには小さい。霜が一筋だけ融けた程度。それでも作業室の使用人たちは見逃さなかった。
「いま、お返事が五文も」
「数えるな」
「しかも修理なさったわ」
「何を?」
「お嬢様の荷車を」
小声の合唱が聞こえているのかいないのか、ソルステイン様は次の札を手に取った。
「ここは午後になると窓辺が暗くなる」
「ハトルドウラから伺いました。白い花を多くした鉢を配します」
「では、その札は白い紐で結んでください。配達時に取り違えない」
他の令嬢へは拒否の一言。私の壊れた荷車には、補強材と白い紐と担架型の運搬具。
冷血漢の扱い方を、社交界は少々間違えているのではないか。
いや、口を開かないご本人が取扱説明書を燃やしている。半分くらいは自業自得だ。
私たちは作業台を挟んだまま、十四枚の札を一つずつ確かめた。
* * *
札を並べ替えるたび、使用人たちが一列ずつ礼をした。
最初は偶然かと思った。一枚目で二人。二枚目で四人。三枚目では鋏を持った庭師までこちらへ向き直り、胸へ手を当てた。
「何をしているのですか」
「予行演習でございます」
「何の」
「発表の」
「何の!」
声が裏返った。
使用人たちは一斉に花へ視線を落とした。肩だけが忙しく上下している。作業中に全員で虫でも飲み込んだのだろう。そういうことにしておく。侯爵家の使用人教育へ私が口を挟めば、無礼者の荷車に鐘まで取りつけられてしまう。
「札の確認を続けます」
ソルステイン様だけは平然としていた。
「発表とは何ですか」
「拾わなくてよろしいのです!」
「気になる点は確認すべきだと、あなたが」
「確認にも季節があります。今の話題は冬まで土に埋めてください」
「春には掘り返してよい?」
使用人たちが、また一列そろって礼をした。
この男、真顔で荷車を修理するだけではない。知らぬ顔で車輪を一つ増やしてくる。私だけが三輪車の御者台で振り落とされかけている。
それでも作業は進んだ。
南向きの窓には丈の低い鉢。午後に暗くなる窓には白い花。いつも二人で並んで見る窓には、左右から同じように見える鉢。十四枚の札は単なる贈答先の目録ではなかった。ハトルドウラが覚えていた窓辺を、ソルステイン様も知っている。
「二度目の案で外されかけたのは、こちらでした」
私は端の札を持ち上げた。
「昨年、二鉢を届けたから」
「一鉢が傷んだためだ」
「ご存じだったのですね」
「報告書にありました」
「では、なぜ昨日そうおっしゃらなかったのですか」
彼の手が、鉢札の上で止まった。
使用人たちも動きを止める。今度は礼をしない。
「十三鉢では足りないと、一言おっしゃれば済んだはずです」
「十四か所あることは、皆が知っていると思った」
「知っていることと、口にすることは別です。皆様が見ていたのは王都の大広間です。伏せられた一枚の向こうに窓辺があると知っていたのは、ハトルドウラと、ソルステイン様と、たまたま話を聞いていた私だけでした」
「……そうか」
「一度目も二度目も、案を運んだ私は理由を知らされませんでした。戻れば、無礼だから退けられたのだと言われます。提案したシグルルン様にも、どこを直せばよいか伝わりません」
「あなたは、十四か所を外さないと思った」
「買いかぶりです。私はあと一鉢を誰から取り上げろというのか、腹の中で荷車を横転させていただけです」
「横転していたのですか」
「そこは修理案を出すところではありません」
彼の唇が開きかけ、閉じた。
軽口は、そこまでだった。
「ソルステイン様が誰も外したくなかったことは分かりました。けれど、ソルステイン様が黙れば、外さないための責任まで誰かへ押しつけられます。昨日は私に。一昨日は、前の差配役に」
私は十四枚目を、列の端へ戻した。
「無言は拒絶ではあっても、説明にはなりません」
「私が話せば、侯爵家の決定になる」
「だから皆様は、あなたの言葉を待っていたのです」
ソルステイン様は鉢札を見下ろした。
長い返事はなかった。
やはり届かなかったかもしれない。人の癖は、一枚の札を動かすほど簡単には直らない。私は作業台のこちら側で、十六の札を押さえた。少なくとも十四枚は守る。彼が黙るなら、臨時差配役の私が大広間へ戻り、また無礼者になるだけだ。
ソルステイン様が顔を上げた。
「十六鉢で決定します」
「でしたら、私が皆様へ——」
「私が説明する」
彼は十六の札を手に取り、作業室を出た。
謝罪はなかった。
だから私は追った。
大広間では、シグルルン様が十八鉢を置く予定だった花台を前に、飾り布の長さを測らせていた。招待客も数人残っている。ここで十六鉢に減らせば、左右の端が空く。見栄えを任された者にとって、数字ではなく目に見える欠け方だ。
ソルステイン様は、広間の中央まで進んだ。
「王都へ配する春花は十六鉢とします」
ざわめきが走る。
シグルルン様の扇が開いた。
「ですが、それでは花台の両端が空きます。侯爵家の花宴としては寂しく見えますわ」
「承知しています」
「領内へは毎年贈っております。一か所だけ、今年の配分を見送ることも——」
「療養所は十四か所です。どの一か所も外しません」
ソルステイン様の声は大きくなかった。それでも、今度は広間の端まで届いた。
「十八鉢案と十七鉢案を退けたのは私です。理由を告げず、案を運んだ者へ非難を負わせました。十六鉢への変更も私の決定です。花台の見栄えを損ねるとの非難は、私へ」
何人かの視線が私から外れ、彼へ移った。
たったそれだけだ。悪評が消えたわけではない。無礼者と呼んだ口が、今さら上品に閉じたわけでもない。
けれど、昨日まで私の荷台に勝手に積まれていた荷物を、彼は自分の腕で持ち上げた。
よろしい。車軸一本分は採点を返そう。
「両端には背の低い台を置き、花の代わりに領内十四か所への贈答札を飾ります」
ソルステイン様は続けた。
「招待客にも、花が不足したのではなく、十四の窓辺へ残したと説明します」
シグルルン様の扇が止まる。
空いた両端を見て、十四枚の札を見て、それから彼女は扇を閉じた。
「そこまでお決めなら」
それだけ言って、一歩退いた。
シグルルン様は飾り布の採寸へ戻り、私たちは十四鉢を窓辺へ届ける。荷車は同じ道を走らなくてもよいのだ。
翌朝、大広間の花台には十六鉢が並んだ。両端には十四枚の札が扇状に飾られ、空白は隠されていなかった。
見栄えを損ねたと囁く客はいた。療養所への贈り物を客寄せに使うのかと皮肉る者もいた。
ソルステイン様は、そのたび自分で答えた。
「私の決定です」
昨日まで金庫に入っていた口が、ずいぶん働く。使いすぎて利息を請求されないか心配になるほどだった。
花宴の翌日、十四鉢は二台の荷車へ積まれた。
「ソルステイン様、お見送りに?」
「同行します」
「道中は長いですよ」
「知っています」
「荷車は揺れます」
「固定具を増やしました」
見ると、本当に増えていた。私の比喩ではなく、本物の荷車に。
「二階の窓辺には?」
「担架型の運搬具もある」
「作ったのですか」
「直すべきだと言ったでしょう」
真顔である。
笑えば負ける気がした。だが、荷台の隅には白い紐で結ばれた札まである。修理が徹底しすぎている。私は口元を押さえたまま御者台へ上がった。
十四か所への配達は、三日かかった。
最初の窓辺で、春花を受け取った人は鉢より先に札を読んだ。
「今年もここが入っているね」
「はい。一鉢です」
ソルステイン様が答えた。
次の窓辺では、去年より蕾が多いと喜ばれた。午後に暗くなる窓辺では、白い花がよく見えた。二人で並ぶ窓辺では、鉢がどちらを正面にしても同じだと、何度も向きを変えて確かめてもらえた。
階段のある場所では、ソルステイン様が例の運搬具を持った。
「本当に使う日が来るとは」
「来ると思って作った」
「私の荷車は、たいてい崖から落ちるための比喩なのですが」
「今後は落ちないものにしてください」
「比喩へ安全基準を設ける方は初めてです」
「次に壊れた箇所も教えてください」
窓辺から、くすくすと声がした。
同行した使用人たちは廊下で一列に並び、また礼をしている。婚約発表の予行演習とやらは、どうやら領内巡回型になったらしい。
最後の一鉢を窓辺へ置いたとき、空になった荷台には十四枚の控え札だけが残った。
一枚も伏せられていない。
帰路、ソルステイン様は私の向かいへ座った。馬車ではなく荷車なので、膝がぶつかりそうな距離である。春の風が空の固定具をかたかた鳴らした。
「私は、冷血だと言われても構わないと思っていました」
不意に彼が言った。
「否定なさらなかったからですね」
「否定すれば、理解を求めているように見える」
「実際、理解は必要でした。少なくとも差配には」
「はい」
そこで格好よく黙らない。返事をする。たった一音だが、以前の彼なら金庫の奥へ戻していた一音だった。
「無礼者という評判は、私も訂正に走る気はありません」
「なぜですか」
「無礼を承知で申し上げなければならないことは、今後もありそうですから。ただし、二度も理由なく退けられた、という荷物は降ろします」
「私が持ちます」
「ずいぶん素直になられましたね」
「修理すべき箇所を教えられましたので」
笑ってよいのか迷い、結局、二人とも窓の外を見た。
冷血という噂がすべて誤りだったとは思わない。彼の無言は人を傷つけた。私も二度、大広間を札一枚で横断させられたことを忘れるつもりはない。
けれど彼は、十四か所の名を一つも外さなかった。
私に指摘されたあと、自分の声で十六鉢の理由を告げた。空いた花台の両端も、客の皮肉も、長い道も、自分の分として引き受けた。
その行動なら、信じられる。
侯爵家へ戻ると、作業室にはハトルドウラがいた。例の名簿を、作業台の中央へ置いている。
「十四か所、受領を確認いたしました」
「はい」
「では、次の春の席も二つでよろしいですね」
とぼけた口調で、とぼける気がまったくない。
「なぜ二つなのですか」
「荷車には御者と修理役が必要だそうでございます」
使用人たちが壁際で一列に並んだ。まだ何も決まっていないのに、もう礼をする姿勢だ。早い。春花より開花が早い。
ソルステイン様は、名簿ではなく私を見た。
「三十鉢のうち王都へ十六鉢なら、十四鉢を一つずつ残せる」
作業室から、ささやきも衣擦れも消えた。
「その配分を選ぶあなたと、次の春も組みたい」
婚約でも求婚でもない。少なくとも、どちらとも言われていない。
だから私は、彼の評判ではなく、十四枚の札を見た。一度目は二枚足りず、二度目は一枚足りず、三度目にようやく伏せずに済んだ札。大広間の両端を空けても残された、十四の窓辺。
「十四鉢あるなら、十四の窓辺で春を待つ人を、誰も『残り』と呼ばずに済みます」
「はい」
「ソルステイン様は、次もご自分で説明なさいますか」
「私の決定は、私の声で」
「配達にも?」
「同行します」
「私の荷車が壊れた場合は」
「直します」
即答だった。
私は名簿を引き寄せた。
「では、次の春もお願いいたします。差配と、十四か所への道を、ご一緒に」
使用人たちが一斉に礼をした。勢いがそろいすぎて、風圧で鉢札が一枚飛んだ。
ソルステイン様が受け止める。
私は作業台の向かい側を離れ、彼の隣へ回った。
ハトルドウラが差し出した筆は二本。名簿の空欄も二つ。
同行者の席を聞かれたので、鉢の固定具ではなく、ようやく自分の席を答えた。
翌春の差配役の欄には、ソウルン、ソルステインと、二人の名が並んだ。




