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2-16

 とにかくだ。


 どうしても。このカプセルを落としている大元締めを、焼かないとな。


 でも、何故だろうか?


 俺を動かすこの感情は?


 鈴姉の仇かと言われれば……。

 

 そうといえば……そうなんだろうな。


 きっと……。


 でも、違うといえば、そうかも知れないんだ。


 危機感かもな。


 自分の居場所がなくなることへの。

 

 怖さかもな。

  

「あ、ほら! 光太郎くん!」

「?!」 


 地上へ降り続けるカプセルの量が、目に見えて増大していた。

 次々とカプセルが地面に着弾して中身が破裂していくと、それと同時に、今までよりも周囲の気温が全体的に上がってきた。


「な、なんだ! この暑さは! いや、熱いぞ!」


 木戸根さんは、急にスマホを開けて驚いた。そして、スマホの液晶画面に映った温度計をこちらへ向けながら、深刻な顔で言った。


「うーん……気温は今、52度だね」

「52度?!」

「うん。52度なら、12年前に日本から近い中国で国内最高気温がでたんだけど、それと同じくらいかな? でも、そこは砂漠だったようだよ」

「さ、砂漠と同じかよ!」

「あ、でもねえ。更に暑くなっていくはずだよ。この事象は、まだ序の口だと思うんだ」

「こんなの! どうすりゃいいんだ!!」


 木戸根さんが、落ち着いた表情で、人差し指を俺の面前で左右に振った。


「宇宙にいるはずの元凶。つまり、大元締めを倒すんだ」 

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