時空の勇者は魔王を討伐した後、王国を滅します。

南歴８５１年
この世界には、魔王が存在し、人類は魔王との戦争を長くおこなっていた。
主人公ユニスは、しがない騎士爵家に生まれた長男だ。
しかし、14歳の成人の儀で女神様から初代勇者と同じ最上級スキルを
与えられ、勇者として誕生し、王の勅命で魔王の討伐を任命された。
いくつもの死線をくぐりぬけ、ようやく仲間と共に魔王を討伐する事ができたが
魔王は命尽きる前に勇者ユニスに【永久呪縛】の呪いをかけた。
魔王を討伐し、母国に帰還し、王のもとにいくと、なんとそこには、思いがけない光景が広がっていたのだ。
兵に縛られ、嬲られた両親がいた。
王はユニスの勇者としての力に脅威を感じ、勇者一家とその使用人たちを皆殺しにしたのだ。
そして、勇者ユニスの最後の生き残りとなった妹ミリヤも、ユニスの目の前で元勇者パーティの者に殺された。
その際に、ユニスも攻撃を食らい死ぬ間近に、何者かが脳内に話しかけてきた。
それは、永久呪縛の呪いを使えとのことだった。それを使うと、命を代償に世界を覆す程の事象を起こせるというものだった。
ユニスは最後の足掻きにそれを使い、消滅してしまった。
次に、目が覚めるとそこは、見慣れない空間、ボロボロに半壊された建物、そこは魔王城だったのだ。
主人公ユニスは永久呪縛を使ったことにより、魔王に転生してしまったのだ。
魔王のみが扱える神級スキル【生物創造】
この力で最強の仲間を集め、人類の王国に復讐することを誓った。


あらすじを読んでいただければ、プロローグをすっ飛ばしても内容は理解できます！
最初から読むのがめんどい方でも大丈夫です！多分……。