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クラスメート対抗ロシアンチョコレート in バレンタイン

作者: 桜橋あかね

バレンタインなので。

突貫で仕上げました。


それでは、どうぞ。

2月14日。

そう、バレンタイン。

ある学校の先生が、この日に合わせて生徒に手作りチョコレートを作って居たとな……


▪▪▪


2年4組。

僕、こと篠川夏が通っているクラス。


このクラスの担任である、紫衣瑤(しいはるか)先生は、ことあるイベントに「ロシアン○○」と称しておっかなビックリの食べ物を作ってくる。


最近ヤバかったのは、クリスマスに作ってきた「ロシアン一口(ひとくち)ケーキ」。


生地に挟んだクリームの中に、タバスコを入れたんだよね。

それも尋常じゃないほど。


辛いものは苦手じゃない、春山志帆ちゃんが当たったんだけどね。


当の本人が

「入れすぎ (涙目) 」

と言っていた。


▪▪▪


紫衣先生が、今回のバレンタインにチョコを作るって聞いたとき。


そりゃ、嫌ですよ。

ただ、本人はやるの楽しそうにしていて。

さらに言えば、他の先生方にもおみま……じゃなかった、あげるって張り切っちゃって。


誰も言えずに、当日になりました。


放課後のホームルーム後に、チョコレートが一人一つずつ配られる。


「じゃあ!席順に食べてって♪」

先生の掛け声で、始まりした。「ロシアンチョコレート」。


誰一人普通のチョコを当てて、僕の番。


「………覚悟っ!!」


勢いよく食べた。


口の中に広がるのは――――


「「すっぱ!!!!」」


とんでもない酸っぱさが襲った。


「今回のアタリは、篠川君ね。レモン汁タップリのチョコレートでした!」


▪▪▪


その後のオチ。


流石に校長先生に怒られて、このロシアン食べ物は無くなりましたとさ。

読んで頂き、ありがとうございました。

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