お楽しみのひととき
小説 おたんこナースの張り切り日誌原作 菊田はるみ
#3 お楽しみのひと時
あ~ぁ、疲れた~、一日目が終わり、至福のバスタイムである。今日は
ミルクエッセンスを使おう。ん~、鼻まで沈む、体はそんなに疲れていないが、
心と神経がどっと疲れた。プハァ~・・お湯から上がり、バスタオル、頭に
巻いて一人暮らしの楽しみである。加奈子は「あ、肩かなり凝ってる!」
頭を左右に傾け、体のリハビリ、コンビニで買って来たお弁当は女子らしく、
幕の内弁当だ。ビール、飲みたい所、ダイエット中だった。ソファーにゴロリ、
TV、スイッチオン、そして今日の私、お疲れ様、また明日から頑張ろう!
ファイトー加奈子!よし、気合入って来た。ん、着替えてパジャマでゴロン。
軽くドライヤーとお肌の手入れ。何だか今日は頑張っちゃったから、ご褒美、
自分にあげちゃおうかな~。冷蔵庫を見る。あ~あまり無いな。あ~冷凍庫
にアイス一個見つけた。
加奈子「今日は良いんじゃない?」
スプーンですくい、アイスを頬張る。「ん~美味しい!」今日の味は格別だ~。
「よし、明日はもっと頑張っちゃう~」ベッドにバタッと横に成り、
気持ちの良い眠りに入ろう。そうだ、目覚まし時計は忘れずに!
#3 終わり