女子の悩み、女子のファイト✊‼️
コロナ禍を受けて、看護師として再出発をした
白石加奈子、25歳のストーリー
医療の現場で何が起こっているのか?
ラブストーリーに発展しそうな、
頑張るおたんこナースのお話、
小説 おたんこナースの張り切り日誌 原作菊田はるみ
#1よろしく、本当の私
その日、彼女はびしっとリクルートを決めて、面接に向かう、札幌の某中堅
総合病院の面接室。コロナの風吹き荒れる札幌で彼女は学生時代に取った
看護免許を生かすべく、ナースとして就職活動をしていた。面接官は上司に
成るだろう先輩格の看護師だった。簡単な受け答えをして即採用、来週から
来て欲しいとの事、私は気を引き締め、再び患者の命を守るべく、病棟と言う
名の戦場に赴く準備をしていた。
そう、私の仕事は“ナース”患者の命を守る“スペシャリスト”で有る。
彼女の名前は白石加奈子、25歳、昨日まではバリバリのOLとして商社で
働いていたが、このコロナ禍の中、仕事が無いとは言え、離職を進められて
看護の道に再び夢を掛けるべく、ナース仲間と連絡を取り、今の職場を仲間に
勧められたのであった。
加奈子「あ~あ、私って、大丈夫なんだろうか、う~ん・・」
加奈子の想いをよそに時は流れて行く。
加奈子「出会い、有るかなぁ・・」
そればかりはなぁ、まずは看護師として働くのが第一義である。
第一日目の朝、朝6時から支度とお弁当作り、制服の白と赤のナース服と
シューズ、細々としたものは現場に入ってから、上司から指示が有るだろう。
どんな仲間が居るんだろうか?現場は?ふとした不安がよぎる。
私のこの細くて小さな手で何人もの命を支えなければいけない。
現場が近づけば近づくほどに胸が高まる。よろしくお願いします。私の現場。
#1 終わり