出会いその2
さぁて、分かりにくい?ネタも増えてきましたか?
「ところでなんで獅子なんだ?」
「そこがわからんねん。なんでやろうな?」
「そもそもポチって名前は、前世の記憶からすると犬の名前の代表なんだよ。そして獅子・・・ライオンはネコ科・・・」
「ネコ・・・」
「タマに改名するか?タマはネコの代表的な名前になるんだが・・・」
「なんで姿身にあわせて名前変えにゃアカンのや!」
「にゃっって・・・」
「そこは関係あらへんやろが!」
「・・・ップッ」
「ウガー!そないに言うならエク〇アに戻るわ!あれが一番馴染んでたからな!」
ポチは自分の収納庫からエ〇シアを出して移ろうとしている・・・ができないようだ
「なんでや!なんで移らんのや!」
おかしいな?記憶の中ではそんなことは起こらなかったんだけど。そこで、収納庫の中から玩具を数個取り出し
「ポチ?ファイナル〇ュージョンって言ってみて?」
「ふぁいなるふゅーじょん?」
カタコトか!だが、承認されたようで、ポチの周りに竜巻が発生し、ボクの手の中にあった玩具が吸い込まれていった。そして・・・
「なんやこれはぁぁぁぁぁ!」
ポチ、そこはきちんと完成体名を叫ばなきゃ・・・一部伏せるけど
「人型になっとる・・・これが今生の生き様なんか?えらく攻撃的なスタイルだが・・・」
基本形態だと、膝のドリルくらいしかね・・・じぇねりっく・・・いや、ジェネシックになったらもっと破壊的というか破壊王?だしな・・・いずれ至るのか・・・?
疑問は尽きぬが、いたずら心が顔をのぞかせ、新しい玩具を取り出すと・・・
「ポチ?クロス・インって言ってみて?」
「くろすいん?」
疑問だらけだね?ポチがそういうと、ガオなガイガーさんはバラバラと分離していって、ボクの手の中にあった玩具が引き寄せられ・・・あれ?ポチが光ってる?
「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!」
名乗りあげなよ?あ、知らないだけか
「ぉー全く別系統なのに合体したねー。途中ポチの体が光って色とかかわったんだけど、どんな感じだった?」
「いや、さっきの姿からこっちの今の姿になるのに、特に意識してなかったけど」
ふむ・・・ならついでにもういっちょ・・・
収納からまた玩具を二つ出して・・・
「ポチ?レッツ・トライ・オンって言ってみ?」
「・・・れっつ・とらい・おん」
案の定、状態解除後ポチは光だし・・・
「・・・」
ポチ、黙っちゃったよ・・・
「ほら、ポチ。とらぁぁぁいおぉぉぉ〇すりぃぃぃぃって叫ばなきゃ!」
「じゃぁかぁしぃぃぃ!なんやさっきから!ワイは玩具か!」
「中身はポチだけど、外側は玩具だよ?」
大正論
◇◆◇
「なぁ?ワイの体はどうなったんや?」
「なんだろうねぇ?その獅子に固定されたのかな?」
「なんやて?ぁ、でも今のこの身体は馴染むな」
「それは昔ポチが愛用してたガ〇プラベースだからね」
GぉGぃGー
だるたにあs
とらいおんさん
どれも胸部に獅子がいるね・・・色合いもシステムも全部違うんだけど・・・ってか、GぉGぃGーって単体でも人型になれるんだったわ・・・それに、脚に合体するアレを両手に・・・ってのも可能だたよね・・・ってことは・・・
「なんやショウ?わっるい顔しとるで?」
「そそそそんな顔してる?」
「あぁ、とびっきりの笑顔の奥になんや見え隠れしとるがな」
「ははは。も、ものは試しに、ガイ〇ーって言ってみて?今回はこれで最後にするから」
ぁ、間違えた
「ガイ〇ー?」 「キュパッ!」
「「!!!」」
あれ?てっきり獅子つながりだけかと思ってたら、とらいおんさんの後方空間が歪んでなんかでてきて・・・あれは・・・
強殖装甲さん・・・ですね・・・ぎがんてぃっくもーどとかあるのかしら?てか前世のショウ!完全に雑誌の中のものまで妄想から実体化させてんのか!しかも!もはや収納庫関係ないところから出てきたぞ!アレ!
「ポチ?ごめんな?今のその状態はボクが意図したものと全く違う結果になってるんだが・・・しかもある意味原作者ですら想定してない有様だと思う」
たしか作中ではあくまで生身の人間が装着して、中身の人間の素の能力差で戦闘能力が変化していた。しかも、過去の検証で生身でないものが装着すると、とても危険なことになって廃棄されたとなってたよね・・・今まさにポチがその状態なんだけど・・・
とらいおんさん
タイトルっぽくやってみた
「ポチ?どんな感じ?」
「力があふれてくる感じやな・・・今なら・・・」
何する気だ!?今のポチの姿はまさに魔王!しかも生物的なね?
「ポチ?解除って念じてみて?」
「解除?」
原作通りポチの後方の謎空間にソレは消えていった
「ポチ?今のは究極的に切り札だから、普段は絶対に望まないようにね?あれは、望めば出てくるから」
「そうなんか?まぁ、ショウがそこまで強く言うなら・・・」
ちょっと残念そうにしてるけど、あれは危険だ・・・でも、可能なら・・・
「そういえば、〇イバーって叫んで出てきたのはワンだったけど?スリーは『殖装』!だっけか?」
フラグ回収しました・・・はい、現在ボクは黒いガ〇バーになってます・・・目の前のポチは( ゜д゜)ポカーンしてます。
「やっちまったなぁ・・・ここまで来たらついでにやってみるか・・・『ギガン〇ィックダーク』!」
回収しました まる
「ついでにやっちまうか!『エク〇ードダークネス』」
へぇ~、もうこれ最強じゃね?身長五三メートル・・・
「ぁ、王都が見える!てことは向こうからも見えてるかも・・・?」
さっさと解除しました。検証するとしたらどこか海の孤島でも行かなきゃいけないね
ポチはまだ( ゜д゜)ポカーンしたままでした
(どうやってガン〇ラが( ゜д゜)ポカーンするんだよ!)
◇◆◇
後回しにするには大事になりそうだったから王都から離れることにした。
といっても、明日は冒険者登録だし、人のいなさそうな山奥にむかっている。
「まさか収納庫の中のこれ、実寸で入ってるとは思わなかったな」
今のボクの姿は『バードマン』だ。誰だ?胸にBとか書いてないぞ?飛行形態で飛び、周囲に人の気配がない山の谷間に着いたので、人型形態になると、静かに着陸した。機体から降りて強化服を脱・・・ごうとしたが、別にこのままでもいいかとおもい、おもむろに呼び出してみた。
「『殖装!』『ギガン〇ィックダーク』『エク〇ードダークネス』」
これは、最終兵器だね?歩く自然災害・・・絶対に知られちゃいけない・・・まずは解除して・・・
「ポチ?今の見ただろ?というわけで、これらは封印な?ただし、使いどころがある時は遠慮なく使え!」
「ええんか?」
「常時ひけらかしてたらただの魔物・・・魔王認定されて、面倒この上ない状況になると思うけど、命の危険と、護りたいものを護る時は構わないと思うよ?(そうそう発生しないとは思うけど)」
「せやな・・・」
「っと、忘れとった。ポチ?ガ〇ガーって言ってみ?こっちが正解と思うから」
「ガ〇ガー!」
現状とらいおんさんのポチが叫ぶと、最初の白い獅子に変わり、そのまま人型に変形した。
「おー、その姿ならどうだ?」
「・・・人型・・・」
「別に、獅子形態でボクの肩に乗っててもいいよ?」
「・・・その手があったか!」
なにやらお気に召したようで、獅子形態に戻るとボクの肩に乗り、座り込んだ。なにこれ、かわいいな
「よし、とりあえず帰ろうか?気分はバイクなんだよな・・・お!バイクといえばこいつかな」
無限収納から出したのは赤いバイク。
基本的にいろんな世界観の機械や兵器がはいってるが、どれも魔力で動くように変換されている。
なにこの全力ご都合主義!助かってるけど。
今ここは山の中の谷間。こんなところでバイクを出しても使えないんじゃないかって?そこは・・・
「なぁショウ?バイクな気分じゃなかったのか?なんで今飛んでるんだ?」
そう、今飛んでます!といっても、空でなく、地上スレスレを飛んでます。
「山の中だからねぇ?山間部から抜けて、平地になればバイクになって走るよ?」
「あれから何があったか知らんが、ワイの知らんものが増えてるなぁ」
そうだね、基本ポチと一緒にいたショウは、プラモデルメインだったみたいだしね。
「ねぇポチ?今この世界にはポチみたいな意識体は他にいないの?」
「ん?おるで?」
なんですとぉぉぉぉぉ!?
◇◆◇
「でも、前にポチのいたところではポチだけだったんじゃなかったっけ?」
「せやな。あん時はワイだけやったな。でも今はあっちにもこっちにも気配は感じるで?」
なんと・・・すいちょ・・・ゲフンゲフン
「その意識体もポチみたいなしゃべり方するのか?」
「そんなん知らんがな。これはワイの個性やで?」
濃いな・・・
「なるほど。ちなみにその意識体を増やすのは賛成してくれるか?」
「増やす気か?」
「いや、わからんけど・・・あれ?」
「どないした?」
「少し前に収納庫の中のガン〇ラを一体出してみた時に、そいつ勝手に動いたんだよ。あの時は別のショウがやってたゴーレム技術かと思ったんだけど、今のポチの言葉きくと、意識体関係だったのかな?っておもってね?」
そういえばゴーレム技術の世界のショウはあの後やらかしてたよな・・・たしか・・・宇宙に飛んでって、戻った時には意志をもって・・・外宇宙の意識体・・・?そう考えると納得もいくけど・・・
「なぁポチ?別の世界のショウがやらかした結果を今から出すけど、喧嘩すんなよ?」
「ハァ?ワイを誰やと思っとんねん!」
「喧嘩っ早い大〇のオッサン?」
「いてまうで?」置いといてノノ■
たしかダブル〇ーだったよね・・・
「さて質問です。君は意識があるのかな?喋れるのかな?」
ダブル〇ーは顎に手をやり首をひねった・・・
「・・・」
それもう答えだよね?
「喋れる?意識体っぽいのは理解できたけど、喋れないならなにか意思の疎通できる方法を考えなきゃいけないけど・・・」
ん?なんか光りだしたぞ・・・?ポチも驚いてる?
「なんや!このものごっつい力は!」
ポチさん?
光が治まるとそこには、片膝をついてこちらに伏してるダブル〇ーがいた。
「お久しぶりです。ショウ様」
「その声・・・」
「はい/////」
「クリエイトさん?」
「・・・」
徐にダブル〇―は背後の空間からGNバズーカを取り出し(それあなたの基本兵装じゃないよー?)チャージを開始しだした・・・
「冗談!冗談だって、分かってるよ!香織だろ!」
最初は戸惑ってたけど、何度もクリエイトされていくうちに確信へと変わっていった。『香織』だ
「(〃・ω・ノ)ノ オカエリー♪♪」
あれ?再度チャージしだしたんだけど・・・ポチも(゜Д゜;)ってなってるし・・・
「エネルギー充填120パーセント・・・」
それ波〇エネルギー!人に向けて撃っちゃダメなやつ!迷わず目の前のガ〇プラを掴んで、反対方向に向けるのと同時に、発射された・・・マジで撃ったよこの子・・・
◇◆◇
まぁ、120パーセントまで充填しちゃったら、逆に発射しないと壊れちゃうよねー
「香織さん?機嫌直してもらえませんか?」
「・・・」
「香織やポチみたいに馴染みの相手としかできないお茶目ですから・・・」
「寂しかったんですよ?本当に!本当に!」
この子もどれだけの刻を待ってたんだろう・・・訪れる確率が限りなく無に等しいのを・・・
「ごめんね?本当にごめんね。悪ふざけとかお茶目とかするようなことじゃなかったのに・・・」
「ッハッ!そんな!私ショウ様を困らせたくてこんn・・・」
「構わないよ。それよりも・・・待たせてごめんね。そして、ただいま。と、お帰り」
っと、身体強化発動。防御特化発動。精神耐性発動。
案の定ダブル〇―が突っこんできた。顔に!フル防御しておいてよかったよ・・・してなかったら顔(頭)パーンて弾けて、最終回END(その2)になるところだったよ・・・防御固めてても、衝撃で脳が少し揺れたからね。
「なんでや!ショウ!ワイの時は避けたやないか!なんで香織は受け止めるんや!不公平やないか!」
ポチが何か叫んでるよ・・・女の子と男の突進(どちらも鋼鉄製)で、そのあとの面倒さを考えたら・・・香織を避けるなんて選択肢は選べないよね?今度は全開放されそうだし・・・
「なんにしても、二人が来て三人揃ったね。なにかしら上の方の意図が見え隠れするんだけど、いまはそんなものより、どこかのだれかの悪だくみのおかげで出会えた奇跡に感謝しないとね」
目の前には、白いボディの獅子とダブル〇ーが嬉しそうに頷いてる・・・けどさ・・・これ何も知らない人が見たら間違いなく事案だよね?国家の権力者呼ばれちゃうよね?
「しかし、そうなると香織用のボディもどうにかしないと・・・いつまでもダブル〇―ってわけにも・・・香織?前のポチみたいに他のボディに移れたりする?」
香織が試行錯誤してる間に・・・女の子フィギュアは殆ど無いんだよね・・・あっても固定ポーズだから関節動かないし。そんな事を考えつつ収納庫リストを漁ってると
「これは最低限の関節が稼働するし、美少女ジャンルで、即戦力にもなるな。それに、色んな機体もあるみたいだし・・・これにしよう!香織?ちょっと今から出す機体に移れるか試してもらえる?」
そうして取り出した玩具にダブル〇ーが近づき、肩に手を乗せてしばらくすると光だし・・・
「ショウ様!移れました!まだちょっと関節部分が馴染んでないですけど、問題なく動けます!それにポチとちがってかわいらしいですね!」
そりゃ、ポチにかわいらしさを求めてどうすんの?
「なんやえらいほっそい体になったな。そんなんで戦えるんか?」
「あら?おっきいワンちゃんですね?違った、ネコちゃんでしたか。あまりに吠えるから・・・ね?」
そこ、煽らない!煽るのダメ絶対!
◇◆◇
「ショウ様!この駄犬を躾けてもよろしいですか?」
「ショウ!この女に身の程っちゅうもんを教えるで?」
何か始めちゃったよこの子達・・・
「「行く(で)(わよ)!」」
結果、ポチの負け。
「卑怯もん!」
ポチさん?負けてそれ言うのはまさになんたらの遠吠えですよ?
「ショウ様!この身体すっごく気に入りました!ありがとうございました!」
「うん、気に入ってくれて何よりだよ。互換性や追加武装は後々詰めていくとして、二匹とも?」
「「匹?」」
「三人揃って本当に嬉しかったんだよ?それなのにさ?なんで二人でバトル始めちゃうわけ?ねぇ?ボクの感動の涙を返してよ?ねぇ?そこんところ分かってるの?ねぇねぇねぇねぇ?そんな二人は、人から匹に降格しても良いよね?明日ギルドで聞かれたら『二人は大事な家族です』って紹介しようと思ったのに、『この二匹は従魔です。登録お願いします』って言った方がよさそうだね?」
「「・・・」」
「「ごめんなさい!」」orz orz
うん、二人とも膝関節あるから土下座可能なんだね。
「わかってくれてうれしいよ?それじゃ二人はすることあるでしょ?」
「「?」」
「・・・はぁ・・・」
ポチはともかく香織もなにしてんの?
「わかった。二匹が意味を思い出すまで、ポチが封じられてた箱を再構築するから、その中に入っててね?あの箱なら勝手に出てくることもできないようだし」
あの後気になって箱を調べて、有用な封印箱とわかったから、何個か作っておいたんだ。そこに有無を言わさず放り込んで蓋を閉めて収納庫へ・・・仕方ないよね?
「さて、当初の予定通り山間部も抜けたし、バイクで帰りましょうね~♪」
赤いバイク・・・飛べる・・・やっぱこれでしょ!ガーラ〇ド(初期)。野原を走るような作りじゃないけど、作中はオンロード?町中走ってても、コーナーリングで後方に大迷惑かけてたから、大丈夫だよね?ライダーなバイクでもよかったけど、様式美で変身したくなっちゃうからね?今の気分はバイクだったんだよ!出発地点が谷間で!最初から野原だったら只走るってんなら防具なサンダーでもよかったんだけどね?
「すみません、明日冒険者に登録するのでまだ仮のままです。
明日か明後日には来ますので、ごめんなさい」
「なーに気にすんな。坊主が真面目なのはよーく分かったから」
仮の身分証のままってのは、やっぱり肩身が狭いよね?
「ただいまー、今日明日の食事は無しでお願いします」
「お帰りなさーい。え?返金はできませんけど?」
「大丈夫です」
「そうですか・・・必要なら言ってくださいね」
「はい。でわ」
明日は待ちに待った登録日!だ
さて、これでメインの3人がそろいました。この三人に関しては、アルファポリス様の方の作品で出て来てますンドエ、よろしければそちらもどうぞ。
それと★のほうも、よろしければお願いします。