序章
ふと書いてみた。
日本の一つの最強の兵器。
ZO214・ゼルドイクサは来るべき戦いのために造られたが戦争は終局し二度と機動はしないはずだった。
1人の少年に目覚めさせるまでは。
ーーー2159年ーーー
軍の格納庫に眠るゼルドイクサのコックピットに乗り込み性能を試すために機動スイッチを押した。
その瞬間ゼルドイクサの目が水色に光始めた。
人形のオールラウンド型戦闘ロボットゼルドイクサは動き出し立ち上がった。
「よし、じいちゃん見ててくれよ!俺はじいちゃんが見た異世界を飛ぶ力を使ってやる!」
ゼルドイクサの中に眠るゼペリオンシステムを起動した。
虹色の光が空を割り彼とゼルドイクサはそこへ飛んだ。
異空間を飛び越え彼は異世界の道を飛び越えた。
ーーー???ーーー
15機の16mクラスのロボットが1人の少女を追い掛けていた。
少女は金髪に瞳が黄色に白いワンピースを着て走っていた。
ロボットは四つ目に人形の形をして片手にはライフルを持っていた。
少女は涙を流しながら走って逃げた。
その時空からゼルドイクサが降り立った。
「何だ?あいつら?」
少年ミツヤはそう言って15機のロボットをじっと見た。
つづく
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