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異世界子作り日記 〜知らぬ間に世界征服?〜  作者: ずんぺー
第一章 増えゆく家族
4/69

第4話 チート発覚

子孫繁栄の加護。


子宝に恵まれるだけの能力かと思ったら、とんでもないチートだったことが判明した。


順を追って説明する。


〜10日目〜


生まれてきた赤ちゃんは2人とも女の子で睦月にそっくりだった。


頭に生えてる黒い猫耳、お尻からは黒色の尻尾。なによりもかわいらしい顔。どこからどう見ても天使だ!


そういや双子って先に出てきたのが姉だっけ? 妹だっけ? 忘れた。


ま、気にする必要もないだろう。


先に出てきた子を如月、あとから出てきた子を弥生と名付けた。


直後のこと。


『ステータスが更新されました』


頭の中に響く謎の声。


あ、子供・子孫のページに双子ちゃんが記載されたのかな?

とりあえずステータス画面を開いてみる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

豊月隼人

子孫繁栄の女神の信者

Lv:1

HP128/128

MP53/53

攻撃119

防御81

魔力76

魔防82

速度121

幸運74


加護スキル

子孫繁栄・異世界言語


一般スキル

格闘Lv1・火魔法Lv1


次ページ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ん?」


レベルは変わらないのに数値が上がっていた。それに棍棒Lv1と回復魔法Lv1が消えて違うスキルを覚えている。


どういうことだ?

子孫繁栄スキルが関係しているんだろうか?


長押ししてみると予想通り説明文が出てきてくれた。


『親は子・子孫のステータスを確認することができる。親は自分の持つスキルを渡すことができる。親は子・子孫のステータスが反映付与される。

子は成長が早くなる。レベルアップ時の上げ幅が大きくなる』


反映付与?


次ページを押し、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

子供・子孫


弥生

如月

次ページ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


弥生を押す。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

弥生

豊月隼人と睦月の第一子

Lv:1

HP30/30

MP25/25

攻撃32

防御23

魔力42

魔防38

速度40

幸運21


一般スキル

格闘Lv1・火魔法Lv1


付与スキル

回復魔法Lv1

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


続けて如月も。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

如月

豊月隼人と睦月の第二子

Lv:1

HP43/43

MP18/18

攻撃47

防御38

魔力22

魔防27

速度43

幸運25


一般スキル

格闘Lv1・火魔法Lv1


付与スキル

棍棒Lv1

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2人の数値を引いたら前の数値になった。

えーっと?


若干混乱中。

落ち着いて考えてみる。


自分の元の値+子供たちの数値=俺のステータス

幸運は固定になるようで変動していない。

スキルは子供に渡してしまうとなくなるが、子供が本来持っているスキルは俺も使えるようになる。といったところか。


要約すると子供を作れば作るほど俺は強くなるってことだな。しかも強力スキルを持って生まれてくれば俺も使えるようになると。


これってとんでもないチートじゃね?


〜11日目〜


食料問題は出産が終わったばかりの睦月が解決してくれた。下に降りてうさぎを狩ってきたり果物らしきものをたくさんとってきてくれたのだ。


子供たちはさすがにまだ食べれないので睦月のおっぱいを飲んでいる。


飲んでみたい。

って、なに考えてんだよ俺は!?


「ご主人様も飲むかニャー?」


「のののの飲みません!」


〜12日目〜


子供たちの成長が早い。


卒乳したらしく果物を食べるようになった。


そういやハイハイする姿を見ることなく歩きだしたっけ。


笑った顔が天使すぎる。


2人が寝静まったあと、久しぶりにハッスルした。残念ながら3人目はできなかったようだ。


〜13日目〜


如月はパパっ子で弥生はママっ子。

睦月が食料を探しに行くと弥生が決まって泣き出す。


抱っこしても泣き止まないのでシュンとしてしまう。


弥生はパパのこと嫌いなのかな?


〜14日目〜


「パパ大ちゅき! ちゅ!」


「あたちもー! ちゅ!」


心配は杞憂だった。


愛娘が左右のほっぺたにキスをしてくれた。

幸せすぎる。


というか喋るの早過ぎじゃないか!?


〜15日目〜


猫の習性だろうか。

睦月が1人ずつ連れ出し狩りのやり方を教え始めた。


如月、弥生2人とも初日にしてうさぎを狩ることに成功。優秀だ。頭を撫でてあげる。


食べてと言われるがパパに生食は無理です。


無理やり口に突っ込まないで!


〜16日目〜


俺を残して3人で出かけた。


日が暮れ始めた頃、自分たちよりも大きな猪を担いで戻ってきた。


「他にもいっぱい倒した!」


「捕まえた!」


『ねー!』


頭撫でて、と目で訴えてきたので思う存分撫でた。


睦月が言うにはもう独り立ちできるらしい。

喜ばしいことだけどパパは寂しいです。


〜17日目〜


狩りの時間。

睦月は動かず、如月弥生の2人だけで地上に降りていった。


さすがに心配だ。

成長が早いと言っても生まれてまだ7日目。見た目も5、6歳だ。


「大丈夫ニャ。森の主にさえ出会わなければここらの獣はステ平均300もあれば余裕ニャよ」


「け、けど ⋯⋯ え、300もあれば?」


それはつまり2人ともステータスの平均が300に達しているということですか?


慌ててステータス画面を開く。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

豊月隼人

子孫繁栄の女神の信者

Lv:2

HP831/831

MP530/530

攻撃867

防御658

魔力522

魔防523

速度859

幸運74


加護スキル

子孫繁栄・異世界言語


一般スキル

格闘Lv1・火魔法Lv1


次ページ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


とんでもないことになっていた。

レベルが上がってるのはなんでだろう?

なにかを倒した覚えはないんだが ⋯⋯ 。


子供たちも見てみる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

弥生

豊月隼人と睦月の第一子

Lv:21

HP198/205

MP221/379

攻撃211

防御245

魔力402

魔防393

速度328

幸運21


一般スキル

格闘Lv3・火魔法Lv18


付与スキル

回復魔法Lv24

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

如月

豊月隼人と睦月の第二子

Lv:25

HP372/551

MP127/127

攻撃596

防御373

魔力98

魔防102

速度477

幸運25


一般スキル

格闘Lv22・火魔法Lv3


付与スキル

棍棒Lv1

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


当たり前だが俺よりレベルが高かった。

しかし強くなったんだな。


HPとMPが減っているのは消耗したからだろう。無事に帰ってきてほしい。


あとわかったのはスキルのレベルまでは反映しないってこと。


「そういえばむーちゃんのレベルとステってどれぐらいなんだ?」


「ニャー? 昨日上がって29になったニャ。ステは500ぐらいニャ」


すでに超えてますよ俺!


「ねえ、ご主人様」


睦月が引っ付いてきた。

胸を押し付けてくる。


「せっかくの2人っきりニャよ。むーは3人目が欲しいニャア〜」


「俺も欲しいです!」


「ニャ、ニャアアアアアアアアン」


押し倒した。

早いけど回復も早いので何度も愛し合った。

結果、3人目は ⋯⋯ できなかった。


あんだけ濃密だったのに!

99%じゃなかったのかよ!


それとも。

なにか条件があるんだろうか?

次でさらなるチートが!?


面白いと思ったらブックマーク、評価をよろしくお願いします!これからの励みになります。


ブックマークしてくださった方、ありがとうございます。すごく嬉しいです!!!

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