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73話 瞬間能力者は最強の一人のようです
「この人数だと歴代最強と言われる『銀の死神』も手打ち出来んだろう?」
おお、彼はSGLの四天王の一人『閃光の戦神』だ!!
ヤバイ格好良い!!
まだ遠目でしか見たことなかったから正直嬉しいかもしれない
それに
「そうですね。流石にこの人数とこの豪華なメンバーたちには正直生きて残れるか心配してますよ」
「ーーーそれはどっちが、と聞いてもいいかな?」
「どうなんでしょう?」
会話をしているよ!!
嬉しいね
テンション上がる!!
殺気が怖いけど
「ーーーして、『銀の死神』何故私が『閃光の戦神』と呼ばれている理由が分かるかい?」
それは一瞬であった
いつの間にか僕の後ろにいて
彼の武器である小刀が僕の首元にあった
「ーーー降参しろ。
お前の事はだいたい分かっている。
余計な被害は出したくないのだろう?」
ちょ、ちょ、ちょっ!!!
え!!!
『閃光の戦神』が真後ろに!!
近くで声が聞こえる!!
思わず堪え切れずニヤけ笑いが出てしまう
すると彼は怪訝そうに眉を寄せた