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69話 似合う男と似合わない僕






 お昼前だったのでこんな悪い意味で目立つようなグループでそのへんの店に入る







 「あ、銀さん・・・





 もっと洒落たところが良かったですかね?」






 例えば、パスタ店とか



 そういう彼らに


 僕はきょとんと傾げた







 「此処でいいですよ?」






 第一に、学生が毎度そんな場所行ってたらオカシイと思う




 まあ、カフェとかは個人的に好きだが


 パスタも好きだが






 このメンバーでパスタ食べようなんて思わないかな







 「セットで。サイズはMでお願いします。


 テツ、サツ、ミツは何がいいですか?」





 「私このおもちゃ欲しいー!」



 「俺もー!」



 「・・・・・・僕も」




 「キッズセットを3つ。ジュースはオレンジで」






 普通に注文していると



 何故か驚愕の目で見られていることに気がついた






 「どうかしましたか?」



 「・・・慣れているんですね。よく此処に来るんですか?」



 「ええ。モノ使いと王子と赤人形と」






 そういうとなんか微妙に納得された顔をした





 「モノ使いならあり得る」



 「冷狂王子もなんかありそうだよな」



 「銀さんが此処に来るとかあんま考えられないし。今も不自然でしか無い」









 ・・・悪かったね




 こういう店が似合わない男で










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