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67話 一応上司なのに現在進行形で首を掴まれている件について
一応、気配は消していたはずだ
・・・あ、能力は使ってなかったかもしれない
あまりにも自分が下になりすぎて
私服?だし
ちょっと警戒心がーーー
「聞いてんのか。裏側に来たくない無いなら二度と俺達に近づくな。次いでに、此処にもな」
「え、あ・・・はい。分かりました。“由木”さん」
顔を知ってたので思わず名前を呼ぶと彼は顔をしかめた
「テメ、なんで名前を知ってーーー」
「ん?由木、どうしたんだ?」
「いや、コイツが俺の名前知ってたんだよ」
「なんだそれ。ストーカーか?」
ゾロゾロと僕達を囲むように集まる人達
・・・僕、誘われたんだよね?
何この扱い
不意にリイ、リンと目が合い助けてと目で訴えるが届かず
誰、コイツ
此方見ないで、なんて顔をした
え・・・僕って一体・・・
悲し