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63話 Q.翔が何かを言いたげに此方を見ている。どうしますか?A.無視する
「銀さん!大変大変です!
リン、困ったことになりました!」
「リイ達を助けてくれです」
双子が肩で息をしながら
周りには他の幹部が居るのに僕だけにそう頼んだ
「ん?どうしたんだ?」
「アンタにはようが無いです。サッサと消え去れです。リイは銀さんに頼んでいるです」
「お、おお・・・悪い・・・」
翔が落ち込みながら部屋の隅まで行った
「どうかされましたか?」
きっと僕に言うのだから
僕にしか出来ないことか僕だけに関係があることかかな
「「一緒に、
お買い物行きましょう/行くです・・・!!」」
「ーーーえっ?」
「はっ?」
「うん?」
「え」
ゴメン、話が見えない
「理由を聞いてもよろしいですか?」
「実は・・・皆で、遊ぼうと言うことになったのですが」
「銀様も誘いたいです、ということになってです」
「「一緒に行きましょう/行くです」」
・・・だが、断る!!!