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61話 周りが見えなくなるタイプ
「「「「「無限のモノ使い??!」」」」」
翔の格好を見る
いつの間にかモノ使いの格好をしていた
多分能力で作ったんだろう
お漏らししていたし
「ほら、銀もそんなダッセー格好と真似しないで戻れよ。
じゃなきゃ、俺がププッ、笑いそうだーーーっ」
「言ってる側から笑っていない?」
そういいつつ能力で銀の死神の格好になると
彼らは驚いた顔をした
「時間稼ぎ、センキューな。
お陰で無事終わったーーーて、ちょい待て。
お前の手に持っているものは何だ?」
「え?何って・・・
彼らのサインですけれども」
少しドヤりながら言うと
翔は顔を真っ赤にさせて俯いた
「それを渡せえええ!!」
「あ、そんなに強く引っ張ったらーーー」
ビリッ
「「あ・・・」」
今、物凄く絶望を味わった
「テメ!何するんだよ!」
「モノ使いこそ何を考えていんですか?!」
「ふ、仲間割れか」
「「テメエら/貴方達は
黙れ/黙ってくれません?」」
コイツだけは許さん
ーーーそして気がついたら
周りは何もない荒れた土地になっていた