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56話 別にお前をストーカーしているわけじゃない!!彼女をストーカーしているんだ!!





 「大丈夫?お水買ってくるけど・・・」


 「お、おう・・・センキュ・・・」









 何となくだけど


 あの女の子は引いているように見える








 それなのに世話を焼くって優しい




 美桜が言うように本当に企んでいるのだろうか






 そう思った時だった







 「きゃあああ!!!!」



 「悪の組織だああああ!!!」



 「逃げろおおお!!!」





 あちこちで悲鳴が上がった







 ・・・僕達は指令を出していない



 つまりは僕達ではない悪の組織か、またはルール違反者か






 「へ?!何!!何事だ?!!」






 慌てすぎてズボンの股に




 先程リュックの中にあると思い出していただろう水筒の水をぶっかける翔を




 こんなときに何馬鹿やらかしてんだ、と思いつつ





 翔の肩に降り立つ








 「ふおわあ!!?え、何。鳩?!







 ーーーまさか、夜じゃないだろうな・・・?」










 「それ以外に何があるのさ。鳩に好かれる体質でも?」






 「それはないな・・・





 って、待て待て待て。



 なんでここにーーー











 まさか」








 「見てたよ。見たくなかったけど。





 翔が彼女と公園であったところから」






 「始めからじゃねえか!!」







 だから、見たくなかったんだってば!






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