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48話 いるいる先生
「ーーーであるからしてXは・・・
田宮クン、答えなさい」
「はっ!!」
ボケーとしてたら先生に名前を呼ばれて
思わず立ち上がると
周りにクスクス笑われた
というか翔は爆笑して
皐月は恥ずかしいやつ、というように見てきて
美桜は・・・
寝ていた
「センセー、美桜が寝ています」
「知りません」
美桜は常習犯だからなのか見放されていた
まあいいかここは勘で・・・
「√5です」
「は?聞こえない」
どうやら、違ったようだ
まあ勘だし当たるはずが・・・
「センセー、√5ですよー」
「ありゃ?ホントだ。じゃあ次の問題」
謝れや
まあそんなことは心の中だけで思っといて
大人しく椅子に座るけれども