表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/202

44話 何もないのは逆に怪しい




 海音side





 最後に真黒の椅子の後ろにあるドアを開ける




 黒で統一されたシンプルな部屋






 ・・・だけど、なんだろうか


 この、変に感じる違和感は







 一応クローゼットの中を見ると彼の着る服とお面があった



 ただ、それだけ机の上にも見本と言える勉強机があって



 ベットも綺麗に整えられていて






 「・・・潔癖症?」





 いや、違う


 そうじゃない違和感がある





 ふと思い出すのは

 彼らの部屋




 彼らの部屋は個性的で自分の得意なもの好きなもので埋め尽くされていてーーー





 「ーーーっ」





 そうだ、ないのだ




 この部屋には個性というものが



 最低限の物しか置いてない




 でもそれが分かっても何故か心に残るスッキリとしない感じ






 それは真っ直ぐ壁にあった






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ