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３９話 広く浅く、だが真ん中は深く
第三者side
不意に耳が破れてしまうような歓声が響いた
見ると、そこには憧れの人が居た
「相変わらずの羨望っぷりだな」
「ライバル、多いですね・・・」
「他の幹部は少ないがな」
確かに彼らが入ってきた時には少しザワツイた程度だった
彼を見ていると後ろを着いて来ている人達が見えた
「・・・彼らといつも食べているのですか？」
「いや、見たことない顔だから新人だろう。
それに、銀さんは幹部の人達以外で特別ずっとに一緒に行動することはない」
「そう、なんですか・・・
幹部と、仲がいいんですね」
そう言った時であった
その幹部たちが彼を叩いた
「いったあ？！」
思わず彼を凝視する
普段、紳士で大人しくてどんな攻撃も効かない彼が、
ふざけるように、痛がっただと・・・？
