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38話 僕の名前は山田太郎です
第三者side
僕がここに入った理由は憧れの人がいるからだ
それは
歴代最強と言われる『銀の死神』
その人がいるから
とても紳士で、格好良くてそんな彼に憧れて僕は入った
「悪の組織加入おめでとう」
モノ使いの言葉に
僕は興奮が抑えきれなかった
できれば、銀の死神がその言葉を言って欲しかったけど・・・
そしてその後、銀の死神はとても怖かったけど
格好良くてやはり憧れだと思い直したのだった
「太郎、
ご飯食いに行こーぜ!」
「はいっ!」
先輩方に案内されながら
食堂に向かいオムライスを頼み食べる
「美味しい・・・!!
これが、ただだなんて・・・!」
「これも、此処だけなんだぜ?
幹部様たちがそうしてくれたんだと」
その言葉を聞き、
さすがだと思った