表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
181/202

180話 魔法少女見習いは吟味する









 ノーラSIDE










 「夜、一緒にご飯食べよう!」




 「うん、いいよ」











 そういって笑う男子生徒に、馬鹿だと思った









 SGL本部からこの目の前の男が組織に関係あるかもしれないから







 探ってくれと言われたが






 こうも簡単に付け入れるなんて


















 私はまだ正式なヒーローじゃない




 ただの、魔法少女見習いで









 名も知れ渡っていないけれど








 でも、力は認められている















 「夜、夜には人には言えない秘密、ある・・・?」




 「・・・無いよ」







 少し目が揺らいだ







 「そうなんだ!私ね、沢山あるからそういうの、凄いな!」







 「沢山、あるの?」




















 「うん。






 ・・・・・・ーーー実はね、私、






































 悪の組織の一員になりたいの」





























 彼の目が大きく見開いた











 さて、作戦はもう実行されている







 もう引き返せない
















 「・・・なんで?」



















 その言葉に、細く笑う



























 彼は黒ーーー、





















 ーーーもしくは言葉を本気で受け止めようとしている純粋な白だ














 「えへへ、ほら、この年頃だから・・・





 少し、グレて見たくなっちゃって」










 「・・・そうなんだ。




 でも、止めておいたほうがいいよ。







 僕的に、何かを壊すことしか出来ないような悪役より、




 誰かを救うことの出来るヒーローのほうが、格好良いと思う」















 ・・・上への報告は、決まった

















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ