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161話 結局皆カバだった








 「・・・簡単に言うと、ほら、僕らって正義の味方好きでしょ?」




 「はい」




 「そこで、辞職するってニュースが耳に入って」




 「はい」


















 「僕らは悪の組織を作った」










 「・・・はい?」

















 「お終い」















 「・・・・・・えっと、それだけ、ですか・・・?」






 「うん。そうだよ?」











 それ以外に何があるのだろうか




 これ以上に何か悪の組織を作る理由なんてあるのだろうか





 いやない!!!
















 「一つ言ってもいいですか?」





 「何?悠」










 「馬鹿じゃないですか?」











 ・・・まさかの悠に馬鹿って言われてしまった




 てか何の連鎖なの、これ








 次は多分、梓に悠が馬鹿って言われる番かな、多分











 ・・・・・・普通に想像がつくんだけれど















 「・・・待って下さい、先程、作った、と言いました・・・?」




 「うん、言ったよ?」





 「貴方達四人で・・・?」




 「うん」














 頷くと彼は凄い呆れた表情を向けてきた








 コイツラ、凄く馬鹿だ、とでも言いたげだった






 何とでも言え










 僕らは正義の味方のためだったら何だってするんだ

















 「・・・・・・いや、待って下さい。では、ボスは、誰、ですか・・・?」














 悠は核心をついた




 それ、僕的に言ってほしくない言葉だったのだけれど









 「・・・・・・何故、皆して黙るんですか?



 そんなに、私に言いたくないほどボスの正体をバラしたくないんですか?」














 「違う!そうじゃ、なく・・・」













 何て、言えばいいの?











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