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149話 一瞬、凄い正常な金持ちに見えた










 グゥゥゥゥー








 お腹、空いた








 グラウンドを見ると遊んでいる生徒が居て




 恐らくもう昼休みなんだろう










 「夜、隣いいですか?」




 「・・・・・・」





 「失礼します」











 何時の間にか隣に居た悠が僕の隣りに座って弁当を広げた











 ・・・え、ちょっと待って












 なんか、偉い豪華に見えるんだけれど










 海老が、普通の海老なはずなのに伊勢海老のように見えるんだけれど









 その黒の卵らしきものって、もしかして、あれ?





 凄いお高い、サメの・・・











 「食べます?」






 「要らない」











 思わず即答して、ああ、と思った









 ・・・まあいいや




 ほら、よく口に合わないとかいうじゃん?










 うん悔しくもなんともないから





 ないったらないから















 「・・・何を喧嘩しているのかは知りませんが、夜が居ないと寂しいです」





 「梓が居るでしょ」





 「梓は特別枠です」












 そ、そうなんだ・・・





 結構どうでもいいかな、うん












 「一緒に食べないの?」




 「今日は風邪で休みだそうです」













 その言葉に思わず目を見開いてしまった











 「意外。悠は付きっきりで世話すると思った」




 「しようと思ったら追い出されました」











 ああ、なるほど




 悠は悠だった











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