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13話 お前は僕の何なんだ
『あ、あー。テステス。
聞こえる?夜』
不意に耳につけているイヤホンから翔の声が聞こえた
胸ポケットから
通信機を出して口に当てる
「聞こえるよ。どうかした?」
『ちょっと任務の手助けしてきてくれないか?
SGLに待ち伏せされてたらしい。
場所はーーー』
「分かった。
・・・すみません、
任務が入ったので抜けます」
「頑張って下さい!!」
「はい。
ありがとうございます」
会議室に行くと翔が
ワープホールを作成してて待ってた
「終わったら連絡すれば迎えに行く」
「いやいいよ。そのまま帰るから」
「分かった。行って来い」
頷いて僕は
ワープホールを潜り抜けた