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もふぽて  作者: しーにゃ
第二章
102/121

第2話 アスレチックで遊ぼう

今回出てくるのはアスレチックというか、某テレビ番組のSAS〇KEみたいなやつです。

適当に想像してみてください。

 春の暖かさに夏の暑さが混じり始めた今日この頃、われは決められた細い道の上を歩いていた。ケイが用意したアスレチックとやらの一つらしく、細い道や坂道、動く床など様々な道が用意されている。


 まあ正直人間にとっては細い道でもわれなどの動物たちにとっては変哲のない普通の道だ。むしろまっすぐすぎて楽なくらいだ。それは作ったケイもわかっているのか、それとも単なる遊び心なのか、定期的に絵や文字が刻んであるのは立ち止まることを期待してのことだろうか。


 今の状況を端的に言うと、いつものように開催されたケイの思い付きの勝負の真っ最中だ。参加者はわれやヴィムなど動物たちと、ミリア、それと獣人少女のミナだ。競技内容はケイが作ったアスレチックの道を最も短時間で駆け抜けたものが勝ち、魔法はなし、という単純なもの。


 なぜこんなことをしているのか少しばかり時間を遡って最初から説明すると、本日いつものようにこの拠点を訪れていた猫人族のミナがミリアと一緒にサクヤと遊んでやっている所に、急にケイが入ってきて勝負を提案してきたのだ。


 突然の物音にサクヤが泣き出し、それをフレイが怒るという一幕もあったが、それから昼飯を食べて少しゆっくりした後、ケイの希望通り今回の勝負は始まった。


 初めの参加者はヴィムが務め、若干足元が動く仕組みに苦労しつつも好タイムを叩き出した。それを目標に動物たちが挑み、現在トップはシマリスだ。どうやら身軽さと思い切りの良さがうまく働いたらしい。


 そして次はミナが挑戦する番だ。人間にとっては細い道だが、しっぽでうまくバランスを取りながら進む様子はなかなか見事だった。それからリズムよく左右にステップを踏んで飛び飛びの道を渡ったり、弾む床を見事に使い高い場所まで一気に跳んだりと、立ち止まることなくすいすいと進んでいく。


 高めの位置に用意された、梯子を横にしたような道も腕を使って器用に渡り、ぐるっと縦に一回転する道も勢いをつけ一気に駆け抜ける。最後の左右の壁しかない道なき道は、手足を左右に突き出し落ちないように壁を内側から押さえて、うまく体の勢いを利用して進んでいった。


 そこを抜けきったらゴール前に用意された短めのアピール用の道を、ミナは側転バク転宙返りとぴょんぴょん飛び跳ねて、最後は華麗に着地してみせた。そんな鮮やかな走りを見せたミナに対し、見ていたものたちが凄まじい歓声と拍手で迎えた。ミナは少し照れ臭そうにしながらもむふーっと胸を張っている。


 ほほう、本来このアスレチックというのはあのように進むものだったのか。


 われはぽふぽふと拍手を送りつつそんなことを思っていた。正直動物たちは障害などないようにすたすたひょいひょいと道を進んでいけてしまったので、本来はミナが見せたような躍動的かつ複雑な動きを要する道のりだということを、ここに来て初めて理解したのだ。


 われ以外にも驚いたり頷いたりしているものが多いことから、われだけが理解できなかったわけではないようだ。うむうむ、そうだよな。


 それにしてもミナの動きは良かったな。タイムこそ動物たちには及ばなかったが全ての障害物をものともせずに軽やかに乗り越えていく姿は、さすが猫人族といったところなのだろう。あれなら森の中でも枝の上を飛び移って移動できそうだな。


 もうじき七歳になるという段階であの動きができるなら、将来が面白そうだ。今度親のアウルとテナにもっと鍛えておくように言っておこう。


 さて、次はミナの動きを見てやる気を出したミリアの番だ。ほぼ正解と言える進み方をミナが見せたので、まだ五歳のミリアでも最後までいけるだろう。


 みなが見守る中走り出したミリアは身軽にぴょこぴょこと道を進んでいった。かなり順調に進んでいるように見える。魔力で強化していなければまだまだわれの動きについてこれないミリアだが、それでもわれと一緒に修行しているだけあってその基礎能力は高い。なにより化け物みたいな動きを見せるフレイの娘だしな。


 身長の関係でいくつかの障害に手間取るも、無事最後まで辿り着いたミリア。そして謎のアピール道をくるくるっと横に回りながらびしっと決めポーズをしてゴールした。ふむ。アピール道での挙動がなんだったのかはわからんが、うまいことやれたのではないだろうか。だがミナには一歩及ばないのも事実。


 こうして複雑な道を駆け抜ける様子を比べてみると、人族と猫人族、それから五歳と六歳の差が普段よりも顕著に目立つな。普段はミリアが魔力の多さに頼って身体能力を大きく底上げしていたり、頭脳プレイによってどちらかというと考えなしなミナよりもうまく動いたりすることで、そこまで差がないように見えるのだ。今後は更に注意深く見ていくことにしよう。


 その後は再び動物たちが何人か挑戦したが、ミナの動きに触発されて無理にかっこよく進もうとした連中は次々と失敗していった。やれやれ、体つきの違うものの動きを参考にしてもあまり意味がないことくらいわかっているだろうに。まさかシマリスの記録に勝てそうになかったからウケ狙いでやった、というわけではないだろうが。


 ということで最後に走るのはわれだ。こういう機会に順番を動物たちに任せるとなぜかわれが最初か最後になることが多いのだが、われは他人の動きや順番に左右されず自分の最善を尽くすだけだから何の問題もない。それでは走るとするか。


 われは想像した通りに障害を避けつつ走っていく。最初の細い道は何の問題もない。それ以降は時に跳ね、時に爪を使い、慌てることなく足を進めていく。


 順調に進んでいるわれだったが、ふと足元にある文字を捉えてしまった。これまでの道中も動物を模した絵やその場でジャンプしろなどという文字があったが全て無視してきた。だが今走り書きで『右!』とだけ書かれた文字を見たわれは、無意識にちらっと右を向いてしまったのだ。


 当然と言えばそうだが、右には特に何もない。頭ではわかってはいたのだ。そしてどうやらこの文字の意図はわれの注意を足元から右側に移すことだけだったようだ。われが右に意識を移したその瞬間、左前足がつるっと滑った。


 今われが走っていた道は所々に浅い水たまりが用意された道だ。われを含めほとんどのものが怪しい液体を踏まないように避けて進んでいた。だが横に意識を逸らしたわれはうっかり水たまりの端を踏んでしまったようだ。そしてその水は油のようなものだったらしい。


 われは自分の失態を、体のバランスを崩しながら嘆いた。なぜあんなあからさまに毒々しい赤色で書かれた文字に気を取られてしまったのか。そう自分を叱咤するわれだったが、まずは体のバランスを戻すのが一番だ。


 われはなんとかしっぽを利用してバランスを戻して転倒するのを防いだ。左前足を床にこすり付け、油っぽいものを素早く落としたわれは走行を再開する。


 だがわれの不運はこれで終わりではなかったようだ。


 その後奇妙に弾む床を勢い良く踏みしめ高く跳んだわれは、着地地点のすぐ横に赤いボタンがあるのに気付いた。他の者たちはここで何かをしていただろうかと頭を巡らせるも、特にそんな記憶は思い当たらなかった。


 普通ならその時点でさっさと通り過ぎるのだろうが、ボタンの隣には魅力的な文字が書いてあったのだ。


『これを押すとケイがずぶ濡れになるよ』


 われはこの言葉の魅力に抗えなかった。十中八九、というかこのアスレチックの作成者がケイの時点でほぼ間違いなく罠だということはわかっていたのだが、わずかな可能性でも試してみたくなったのだ。


 われは素早くポチっとしっぽでボタンを押した。それと同時に駆けだした。もし罠だったとしても、先に進んでしまえば問題はないだろう。そう思ったのだ。


 そうして足を踏み出したわれを待ち受けていたのは、落とし穴だった。


 力強く進もうとしたせいかパカッと開いた床に反応することができなかった。そのままわれは床下の水槽に落ちた。周りを見渡すと『出口』と書かれた場所が水面の上にあるのを見つけ、壁際の階段に沿ってそこまで登り出口へと進んだ。


 そして出口へと入って数歩進んだわれを待っていたのは、再び落とし穴だった。


 薄暗い中急に動いた足元の変化に気付けなかったわれは抵抗する間もなく下へ落ち、再度水の中に入る羽目になった。


 二度目の水槽に設けられていた出口は本物だったようで、注意深く進んだわれはようやく外に出られた。外からわれが落ちた所を見ると、穴の下というか水槽部分は木の板で隠されていて外からは見えないようになっていたようだ。


 なぜか走行の途中で消え、ずぶ濡れになって変な所から出てきたわれをみなが見つめてくる。一人だけこっそり爆笑しているのはケイだ。


 われがケイに文句を言ってやろうと近づくと、急にまじめな顔になったケイがわれにこう言い放った。


「タマ。俺の故郷にはこんな格言がある。『人を呪わば穴二つ』。その様子を見る限り文字通り二回ほど穴に落ちたようだな。だがその原因は俺を不当に苦しめようとしたからだ。せいぜい反省して次の機会に活かすんだな」


 きりっとそう言ってからドヤ顔になり、数秒後には再び笑い始めたケイ。周りはわけがわからずきょとんとしている。


 ふむ。言いたいことはそれだけか。では突然だがこれから二人で修行しようではないか。なに、遠慮するな。主として配下をきっちりと鍛えてやる。


 こうして笑うケイと怒るわれの追いかけっこが始まった。


 ちなみに優勝したシマリスには木の実をふんだんに使ったケイの新作デザートと、サクヤの隣で昼寝できる権利が贈呈された。



*****



 今日の午後は息子のサクヤを抱きながら、外にあるテーブルでアウルさんとテナさんと一緒にお茶を楽しみつつ、娘たちの様子を見守っていた。


 今回私の旦那のケイは、様々な障害を避けつつ走り抜ける道を作ったらしい。本人はアスレチックと呼んでいたけど、ケイが元いた世界には本当に驚くくらい様々なものがあったようだ。


 動物さんたちにとっては単なる高低差がある足場の悪い道、という感じだったみたいだけど、向かいに座る猫人族の夫婦の娘であるミナちゃんの動きを見たら、今回ケイが求めていたものがなんなのか、やっと理解できた。


 わざわざ走りにくい道を作り、そこを走り抜ける。最初はそれに何の意味があるのか不思議だったけれど、華麗に障害を避けてスムーズに走る姿には、見るものを惹き付ける一種の美しさや爽快さがあったのだ。


 悪人を捕まえたら芋づる式に裏で糸を引いていた者まで検挙できた時や、魔物を討伐するときに打ち合わせ通り全ての攻撃を避けて弱点を攻撃するだけで倒せた時のような、説明し辛いけれどそんなような達成感を人工的に作り出すための装置なのだろう。


 その後は自分の娘のミリアが駆け抜ける様子を心配しながら見て、最後まで走り切れた時はとても安心したし、嬉しかった。ケイたちはこういう遊びの時魔法の使用を禁止しているので、六歳に満たない娘が身体強化なしで挑むには難易度が高いと思っていたから。


 けれど、娘はそんな私の心配など必要ないとばかりに楽しそうにやり切ってみせた。さすがに獣人で年上のミナちゃんの方が動きは上だったけれど、娘の成長が自分の予想を超えていたことを実感できて、とても幸せな気持ちになれた。


 予想を裏切られることがこんなに幸せだなんて、ケイとこの森で再開するまで、そして自分の子供ができるまで、知らなかった。きっとこんな気持ちを知っている私は幸せ者なんだろう。これからも大好きなみんなと一緒に幸せでいられるといいな。


 そんなことをしみじみと思っていたのだけれど、最後にタマちゃんが挑戦して、途中で下に落っこちてずぶ濡れになって出てきてケイと追いかけっこしだすのを見ていたら、笑みと共にふつふつと体がざわめくのに気付いた。


 どうやら自分もあの道を走ってみたいようだ。向かいを見ると、アウルさんとテナさんもどこかそわそわしているように見える。


 そんな二人の様子にホッとして、私は声をかけた。


「私たちも、あれに挑戦してみませんか?」


 その言葉に二人は喜んで頷いた。早速とばかりに動物さんたちの集まる所まで行き説明すると、みんな喜んで私たちの走りを見てくれることになった。ケイとタマちゃんは追いかけっこしてるみたいだけど、別に許可はとらなくてもいいよね?


 一番手はアウルさん。娘の前で格好悪い所は見せられないという父親の思いが感じられる走りだと思った。力強く、それでいて軽やかさを感じさせる動きは、これぞ獣人という思いを私に抱かせた。あのテクニカルかつダイナミックな動きはまだ子供たちにはできないだろうな。


 二番手はテナさん。力はアウルさんほどないけれど、身軽さはテナさんの方が上のようだ。重さを感じさせない動きで無駄なく進んでいく姿にみんな見惚れている。すう、とんっとん、と軽やかにゴールまで駆け抜けた後丁寧にお辞儀すると、わっと歓声が上がった。ミナちゃんは自分の親の格好良い所が見れて眩しいほどの笑顔を浮かべている。


 そんな親友の姿を見て私のことを期待の眼差しで見てくるミリア。私は一応人族だからあそこまで素の身体能力は高くないんだけどなあ。でもせっかくなので娘と、それとタイミングよく起きている息子にいい所を見せたい気持ちもある。


 私はサクヤをテナさんに預けると、スタート位置に向かった。深く息を吸って吐く。何度かそうして集中力を高めた私はみんなに合図を送ってからスタートする。


 最初は足幅くらいしかない細い道だ。直線だけではなく何度か曲がる必要がある道。私は普通に走るのももったいないなと思い、ちょっとずるいことをしようと考えた。


 細い道を普通に駆け抜けつつ、いくつか折れ曲がった先の道に一番近づく場所で一気に跳躍する。ショートカットだ。


 多分アウルさんとテナさんの方がうまくできるだろうけど、二人は正規ルートを走っていた。私はそれには敵いそうにないので別の方向でみんなを驚かせようと思ったのだ。


 一番近い所と言っても10m近くはあるその距離を問題なく跳んで着地してみせる。こういうことは兵士時代に裏道を走るときによくやっていたので慣れているのだ。


 そのまま走り抜けると次は、左右に離れて置いてある床をうまくステップを踏んで越えていく道だ。ここは普通に進むこともできるけど、違うこともできる。力強い跳躍でいくつもの足場を飛び越して、たった数回の跳躍でその道を抜けることができた。


 木箱や水たまりのある場所や、大きく波打ったような場所は、力技で越えていく。


 さて、次はあの不思議なくらいよく跳ねる床を使って高く跳ぶ所か。高さは2m少々だろうか。なら何の問題もない。私は壁の真下に置いてある不思議な床まで行かず、だいぶ手前から跳んで壁を越えてみせる。


 そのまま進んでいくと次は腕だけで進んでいく梯子を倒したような道だ。テナさんは遠心力を利用して手と足としっぽでくるくるしながら進んでいたのには驚いたな。でも私はもっとストレートに行こうと思う。


 私は高く跳ぶと梯子の上部に乗り、普通にまっすぐ走り抜けた。これは動物さんたちもやっていたので驚きは少ないかもしれない。


その後のぐるっと一回転しなければいけない所は三角跳びの要領で床、壁、天井、壁、の四回だけジャンプして終わらせた。


 そのまま最後の障害まで爆走する。最後は左右の壁しかない道だ。ここの攻略法はもう考えてある。


 壁の始まる少し手前で私は全力で上に跳ぶ。ケイは何を考えて作ったのか、この壁は無駄に高い。素の身体能力で跳んだだけでは上まで届かない。だから私は腕も使う。


 左右の壁は板を立てたような形状だ。つまり壁の端は、掴めるのだ。私は指に力を入れて壁を掴む。指だけで自分の体重を支えた私は体を揺すって上に向かって体を振り上げる。そして足首を壁の上端に引っ掛けると、脚の力と腹筋で体を起こし、壁の上に乗る。後は進むだけだ。


 ポンポンと壁の上を進んだ私は最後の謎の道の先のゴール地点に向かって最後のジャンプをする。くるくると無駄に縦横に回転を加えつつしっかりと足から着地する。うん、うまくいった。


 私はちらっと娘に目を向けると、私の娘はぽかんと口を開けて呆けていた。あれれ、やっぱりずるしすぎたのだろうか。


 少し心配になっていると、ヴィムちゃんが笑顔で跳びついてきた。そしてすごいすごいと言うかのようにぺろぺろと顔を舐めてくる。あはは、くすぐったいぞ。


 それを機に動物さんたちからも褒められた。ああ、もふもふがこんなに私を褒めてくれるなんて。やっぱりここは天国だ。


 そんなことを思いつつにやけていると、脚を思い切り抱き着かれた。ミリアだ。ヴィムちゃんを降ろしてひょいっと娘を抱き上げると、娘の目はきらっきらに輝いていた。


「すごい、すごい、すご~い! ママ、すっごくかっこよかった!」


 ああ、こんなに喜んでくれるなんて、がんばったかいがあったかな。私もつられてにっこりとしてしまう。


 そんな私たちをみんなは微笑ましく見守ってくれた。


 サクヤも見ていてくれたかな、と無茶なことを思いつつも、私は久しぶりに思い切り体を動かしてみんなから褒められて、とっても幸せな一日になった。


 後でこの機会を作ってくれたケイにもお礼を言っておこう。そう決めた私はルンルン気分でみんなのブラッシングを始めるのだった。


後半短めにする予定だったのに、かなり長くなってしまいました。

フレイにスポットライトが当たることは少ないので、書きたくなってしまったのかもしれないですね。

他視点でのフレイの口調は意図して女っぽくしていますが、フレイの素は今回書いた感じです。農村出身かつ一般兵出身なので、まあこんな感じなのです。これでも連載当初の設定よりはだいぶ硬さを取ったつもりです(笑)


あ、ケイが言った発言の内容に関しては、誤用なので信用しないでくださいね。

二日連続で日付を越えてしまいましたね。明日は日付変更前を目指します。


お読みいただきありがとうございました。

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