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200文字小説集 vol.2

ノリ気じゃなかったのに…(200文字小説)

作者: 日下部良介

 久々の合コンだった。


 あまりノリ気じゃなかった僕は黙って酒を飲むだけだった。

 そんな僕を彼女はじっと見ていた。

「君も他の奴と話をした方がいいよ」

「無理よ」

 他のメンバーは其々にカップルが出来上がっていた。


「そろそろお開きにしようか」

 リーダーの掛け声で解散。

 其々に散って行った。

 残されたのは僕と彼女だけ。

 既に終電はない。


「責任とって下さい」

「はあ! なんで僕が」

「仕方ないでしょう。好きになっちゃったんだから」




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― 新着の感想 ―
[一言] こういうノリ、いいですよね。 彼女がすっごく可愛い。 私が男だったら、ノリに乗って、即OK!だったと思います。
[一言] 読ませていただきました。 「好きになっちゃったんだから」なんて言われたら、ドキッとしてしまうかもしれませんね。 良い話でした。
[一言] 殺し文句ですね。「責任とって下さい」(笑) でも、そんな彼女もまた、可愛く見えてしまいます。 素敵な物語をありがとうございました。
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