乙女ゲームをRPG風にしてみた
『あ、野生の第一王子がとびだしてきた』
「いけヒロイン、きみにきめた」
技を選択してください
→ みやぶる
おだてる
てだすけ
がまん
『野生の第一王子はいばるを使った』『貴様のような平民が気安く話しかけるな!』『ヒロインに2のダメージ』
「ヒロインはみやぶるを使った」「王子はやさしい人です。私を遠ざけることで私を他の貴族から守ろうとしてくれたのですね。でもそれだと、王子はいつも一人じゃ……」「野生の第一王子に32のダメージ」
技を選択してください
みやぶる
→おだてる
てだすけ
がまん
『野生の第一王子はやつあたりを使った』『黙れ!何も知らないくせに知ったようなことを言うな!』『ヒロインに1のダメージ』
「ヒロインはおだてるを使った」「確かに私は王子のことをまだあまり知りません。でも!王子が本当はみんなのことを思ってるやさしい人だってことは知ってます!」「野生の第一王子に35のダメージ」
技を選択してください
みやぶる
おだてる
→てだすけ
がまん
『野生の第一王子はからにこもるを使った』『違う、俺はやさしくなんかない。ただ逃げてただけなんだ』『野生の第一王子はからにこもった。防御力が上がった』
「ヒロインはてだすけを使った」「大丈夫です王子。一人でだめなら一緒に立ち向かってくれる人といればいいんです。私はいつでも王子ととともにいますよ」「野生の第一王子に28のダメージ。野生の第一王子はからから出てきた。野生の第一王子の防御力が下がった」
野生の第一王子を捕獲しますか?
→ はい
いいえ
……
…………
………………
やった。野生の第一王子を捕まえた!
『あ、野生の悪役令嬢が飛び出してきた』
「いけヒロイン、きみにきめた」
技を選択してください
みやぶる
おだてる
てだすけ
→ がまん
『野生の悪役令嬢はあばれるを使った』『きー、なんであなたのような庶民が王子と一緒にいるんですか!』『ヒロインに31のダメージ』
「ヒロインはがまんを使った」「……」「ヒロインはがまんしている」
『野生の悪役令嬢はあばれるを使った』『このいやしい平民が!さっさと王子と離れなさいよ!』『ヒロインに32のダメージ』
「ヒロインはがまんを使った」「悪役令嬢さん……」「ヒロインはがまんしている」
『野生の悪役令嬢はあばれるを使った』『王子は婚約者である私のものよ!わかったら何か言ってみなさいよ!』『ヒロインに32のダメージ』
「ヒロインはがまんの限界がおとずれた」「私だって、私だって王子のことが好きなんです!絶対あきらめたりしません!」「ヒロインは野生の悪役令嬢に口撃。しかし野生の悪役令嬢はヒロインの話など全然聞いていない。口撃は失敗に終わった」
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たたかう
にげる
→ いれかえる
いれかえる人物を選択してください
ヒロイン
→ 第一王子
『野生の悪役令嬢はあばれるを使った』『平民が身分差もわきまえずに口ごたえするなんて!』『第一王子に2のダメージ。野生の悪役令嬢は第一王子にヒロインをいじめている現場を目撃された。野生の悪役令嬢はこんらんの状態異常になった』
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いばる
やつあたり
からにこもる
→ 婚約破棄
『悪役令嬢はこんらんしている』『ち、違うんです王子。これはあの平民が悪くて……』『悪役令嬢はこんらんしている。悪役令嬢は墓穴を掘った。自分自身に12のダメージ』
「第一王子は婚約破棄を使った」「貴様、よりにもよってヒロインをいじめていたとは!貴様とは婚約破棄だ!今後俺の前に姿を見せるな!」「急所にあたった!効果はばつぐんだ!悪役令嬢に1024のダメージ。野生の悪役令嬢は倒された」
『そ、そんな。王子待ってください!』
「第一王子とヒロインは困難に打ち勝つ経験値を獲得した」
多分わかると思いますが参考資料は某電気ネズミが出てくる、あの大作です。正直怒られそうですごい怖い。
とりあえず注意勧告があったらすぐ消します。