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名も無く果てなくスチャラカな200字

神のはからい【200字】

若い夫婦が事故に逢い、同時に死んだ。

2人は短いながらも幸せな人生だった事を神に感謝し、来世でも再び巡り会えるように願った。

感銘を受けた神は2人に、出会ったときお互い相手に自分が分かるよう、何か証をやろうと言った。

そして男は今と同じ声に、女は今と同じ顔にしてくれるよう頼んだ。


かくして神はその願いを叶えた。

だが同時に愛を試す苦難を与えることも忘れなかった。

次に生まれたとき、男は盲目で、女は聾であった。



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― 新着の感想 ―
[一言] 200というフィールドにマッチした鋭く重いオチは、さながら、抹茶かエスプレッソを一雫くらいになるまで濃ーく煮詰めて舌に滴下したかのようで、しびれました。コンパクトなインパクトでした。 そして…
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