利口
賢いと小賢しいは違う
真面目とクソ真面目は違う
人生にテストみたいな正解なんてない
学歴社会の影響で、勉強ができる人が素晴らしい人間という認識があった
そうではないと気がついて修正してはいるが、教育現場は今も右往左往している
世代によって正解が異なるので、安定しない
教育だけでなく、社会生活においてもジェネレーションギャップはなかなか埋まらない
確かに視野が広く優れた人間は、学問にも知識が深い
が、知的な人間が、皆優れた人間ではない
にもかかわらず、まだ世の中には知的な人間が優れていると思い込んでいる人がけっこういる
良い、悪い
正しい、間違い
教科書、ルール、模範的
それらを作ったのも、人間なのに
作った人間が、神なのか?
そうじゃない、人間が作ったものだ
学校で教えられたことが、正しい?
先生や親がルール?
社会システムが正解?
純粋な子どもたちに、大人が教えたこと
大人になるにつれ、矛盾に気がつく
与えられて、すり込まれて、考えることもしない
おかしいとは思いながらも、そういうものと無気力に生きる
だって、従っていれば大人は褒めてくれたから
反抗すれば、押さえつけられたから
そうして、大人になって子どもたちに同じように教える
お利口さん、それでいいよと
利口に生きる方が楽だから
長いものには巻かれた方がいい
皆、そうしているから…
何もかも反抗しろというのではない
全てを疑ってかかれともいわない
ただ、流されないで
自分の心に手を当てて
それは、喜び?
幸せな気持ち?
心の底からそうしたい?
自分の正直な思いで決めることが大事
よく考えて
それは、本当にあなたの気持ち?
親や世間、一般常識に囚われていない?
その選択はあなたの選択?
正解とか、結果に左右されない純粋な答えを自分自身で決める
あなたの答えはあなたにしか出せない
あなたの思いは誰にも決められない
あなたの幸せはあなただけのもの
とやかく言う人は、自分で考えるのをやめた人
正論を振りかざして、脅す
間違ってる、悪いと正解を押しつける
自分が正しいと疑いもしない
幸せが何かもわからない
そう教えられたから
そうしないとダメな人間と言われたから
ダメな人間なんていない
勉強ができないとダメな人間なんて、なおさら有り得ない
ひとりひとりが皆、素晴らしい人間
判断基準なんてない
心に聞いて
答えはあなたの心の中
あなたが知っている
他の誰でもないあなたが
最高に素晴らしい存在のあなたが