こどく
掲載日:2020/11/06
モノトーンな暮らしに
ありふれた朝食
あいさつは単調であじけない
ひとりでない毎日と
ひとりでいたい一日
宇宙を
わたしが手放すのか
手放されるのか
とにかくモノクロな色から
いちど離るるなど
むげんで
境目のない世界に
りんかくを求むるなど
暮らしの
おそらく雑多
またぼんやりとした哀しみ
そこに孤独を孕み
はらをふくらませ
よくわらい
よくなき
あふれでるままの時間を
めしにしたてる
いきづかいはわたしのりんかく
いのちという枠組のなかで
単調につづく
ただ朝のひかりのひとすじに
ひととの関わりのない絶対な時間をおもう
台所の湯気
水の流るる
家はさめざめとしている




