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『ペントハウス』

【作品情報】

原題:Tower Heist

製作:2011年/104分/アメリカ

監督:ブレット・ラトナー

出演:ベン・スティラー/エディ・マーフィー/ケイシー・アフレック

ジャンル:クライムアクションコメディ

(参考サイト:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/)



【ざっくりあらすじ】

超高級マンション「ザ・タワー」。


そこの管理マネージャーを勤めるジョシュは、住民からも同僚からの信頼も篤いデキる男。

ザ・タワーのペントハウスに住む、超絶リッチジジイのショウとも、チェスをしたりする仲だった。


しかしそのショウが、詐欺の疑惑によりFBIに逮捕されたから、さあ大変。

ザ・タワーの理事も務めていたショウに、ジョシュは皆の年金の運用も任せていたのだ。もちろんその年金も、パアである。


同僚の中には、全預金をショウに任せた挙句、巻き上げられた不幸なドアマンもいた。

そのドアマンことレスターが、ショックから自殺未遂を起こす。


更にFBIから、末端被害者である従業員たちの年金が返って来る可能性は低い、と告げられるジョシュ。


今まで信じていたショウの裏切りに、大激怒のジョシュは、彼からお金を取り戻そうと決意する。もちろん違法な手段で。


幼馴染兼ケチな泥棒のスライドや、ショウとのいざこざによって自分ともどもクビにされた仲間を巻き込み、ジョシュは一世一代の泥棒計画を立てる。



【登場人物】

ジョシュ:

ザ・タワーのマネージャー。

仕事ぶりは優秀で、皆からも愛されるおっさん。

しかしぶちぎれると、ゴルフクラブで高級車をフルボッコにする一面も。

あと、酔うと脱いで踊るタイプらしい。


スライド:

ジョシュを「背広男」と呼んでからかうご近所さんの泥棒で、おまけに幼馴染。

いわゆる腐れ縁という奴であるが、その性根もお腐れあそばれている。


レスター:

ザ・タワーのおじいちゃんドアマン。

全財産をショウに奪われたことにショックを受け、自殺未遂を起こす。

終盤には更にはっちゃける。めっちゃ楽しそう。


ショウ:

スライドなんて遠く及ばない、ゲロ以下の匂いがプンプンするクズジジイ。

他人の金はだまし取るは、隠し財産はちゃっかり貯め込むは、本当にカスである。


チャーリー:

ジョシュとショウのいざこざに巻き込まれ、クビになった、同僚にしてジョシュの義弟。

いわゆるポンコツ。


エンリケ:

おなじくクビになった同僚。元BK(バーガー・キング)の従業員でもある。

陽気なポンコツ臭を漂わせているが、実戦では意外にも有能。


フィッツヒュー:

ザ・タワーの元住人。

破産してザ・タワーを追い出されたが、ジョシュの泥棒計画に誘われる。

インテリだけど、実戦では結構頑張るよ!



【感想など】

おっさん版『ペルソナ5』な印象。

おっさんなので、スタイリッシュさがゼロ。とにかくハプニングの連続。

ああ、もどかしい。


おまけに全員の我も強いからか、仲間割れもすぐする。

お前ら仲悪いなぁ!


しかし盗みの根本にあるのは、「仕事仲間たちのために、奪われた年金を取り返したい」という熱い義侠心。


だから応援しちゃうし、終盤は胸が熱くなったりもする。

終盤のジョシュの決断は格好良いぜ!


いい具合にハラハラさせてくれる映画で、ダレることなく楽しめました。

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